２１話 ページ21
男子組が、上杉の分の成績上位を守ると盛り上がってた頃、タイミングよく上杉が現れたことだった。
「…どうした。」
「う、上杉くん…。」
「遅かったね…。」
うーん…これは、また突然だから、謎の沈黙が流れてるわ…。とりあえず、なんとかしなくちゃだな。
「上杉が、来たことだし、ほほら若武！」
「え、あぁ、全員揃ったしな！んじゃ始めるぞ！」
「何を？」
「探偵チームＫＺの新しい事件だ！」
突然のパスをすまなかったが…ナイス若武、やれば出来る男！よくぞも、話を変えてくれた!!数ミリだけ、見直したぞ!!!←
だけど、このタイミングで新しい事件とは一体なんだろうかと…。
若武のおかげで、話の流れは代わり、探偵チームＫＺの新たな事件が繰り出された。といっても、これまた、偶然的でひょんな事であり、とても微妙な事件ではあるのだ。
今回の事件は、我らの目立ちたがり屋のリーダー若武からだった。
彼は、裏山の掃除を真面目に綺麗にしたのだが、次の朝先生に呼び出されて、「惚けるつもりか！嘘をつくな！掃除をサボっただろ！」とのように怒られたそうだ。
こりゃ、若武だけではなく、自分として考えてみても納得のいかない事だな。濡れ衣にされるのは本当に、不愉快な気持ちでしかない。
(ｶﾞﾀｯ
そしたら突然上杉が立ちがあった、
「俺、帰る」
っと言って教室を出ようとした。
「え？！」
「おい、授業はどうするんだ。」
「調査も授業もパス。」
すぐさまに、去ろうとする上杉を、みんなで追いかけた。
やはり、上杉はどこか可笑しい。みなが、そう思った。
「ちょ、上杉…待ちなさいって、え？！」
「なぁ？！」
「上杉！！」
上杉は、階段から落ちそうになった。幸い、黒木が、上杉の腕を引っ張り、大きな事故にはならなかったが、その後上杉は即どこか行き、そんな可笑しな上杉を黒木が追いかけた。
残されてしまった、私、アーヤ、小塚は、若武の事件を、協力するとなった。
上杉の事が心配なのは、みな同じだが、持ち出した若武を置いてゆくのも可哀想なのかもしれない。
それに、上杉の事は出会ってまだ浅い私とアーヤより、男の友情の方がよっぽど相談しやすそうだ。
上杉の事は黒木に任せて、私達は、ＫＺに専念する事にした。
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真中季衣♪(プロフ) - I・Cさん» 『真友』であっています。『真友』の意味は、友達の中の友達。本当の友人。って意味なので…『心友』より大きい存在…だと私は思っています。(日本語まじで難しい)。ですが、そいう所に気にかけて下さったのは嬉しいです!他にもあったなら、遠慮なく言ってください! (2018年3月30日 10時) (
レス) id: 7d03d96f27 (このIDを非表示/違反報告)
I・C - 全体的にあるんですが、『真友』ではなく、『親友』なのではないのでしょうか。私が間違っていたらすみません。 (2018年3月30日 9時) (レス) id: fa6354a0a8 (このIDを非表示/違反報告)
優 - すごい面白かったです！これからも更新頑張ってください (2017年4月2日 21時) (レス) id: 47ffd0f931 (このIDを非表示/違反報告)
sora - 翼にドキドキします！すごくいい作品です！これからも更新、頑張ってください(*´ω｀*) (2017年3月29日 11時) (レス) id: 7628f733c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sora | 作成日時：2016年9月11日 11時
