お嬢様の憂鬱 ページ3
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ｶﾁｯ
『はぁ…』
私が朝一番から大きなため息をついているのには理由があるの
_______________
『嫌よ！！次のパーティーにはあの黒いドレスを着ていくって決めていたんですもの！！』
セ｢ですがお嬢様、昨日はこちらのピンクのドレスを着るとおっしゃっていたので黒いドレスはクリーニングに出して…｣
『そんなの知らないわよ！！私は今黒いドレスが着たいの！！じゃなきゃパーティーにも行かないっ！！』
そう言ってソファに突っ伏すAの前でまたかというように顔をしかめるセバスチャン
東雲家ではよく見られる光景だ
セ｢旦那様も何かおっしゃってください
このままだとお嬢様が大変なことになりますよ｣
『大変なことって何よ！！』
父｢うーん、そうだねえ…
セバスチャン、黒いドレスを早急に仕上げるように電話してくれないか｣
娘にはとことん甘い旦那様である
『お父様大好き〜』
そう言ってAはお父様に抱きついた
その頭をポンポンと撫でたお父様は次の瞬間信じられないことを言った
父｢でもね、A
そのままだと1人で暮らせないよ？｣
『1人で暮らす必要なんてないもの
大丈夫よ』
父｢ん？言ってなかったっかな
明日からAは日本で1人で暮らすんだよ？｣
『え？』
それからはAの駄々が始まった
3時間ベッドに突っ伏しながら文句を言い続け、ひたすら父親の説得を無視した
が、それでも父親は折れなかった
こんなことは初めてである
その間セバスチャンは着々と日本に渡る準備をし、結局Aは日本に渡ることとなった
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輝夜(プロフ) - circleさん» はいっ！めちゃくちゃ楽しみにしてます〜！！ (2019年10月2日 22時) (
レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
circle(プロフ) - 輝夜さん» ありがとうございます！掛け持ちしてる作品があるのでゆっくり更新になってしまうかと思いますがお付き合いください^^ (2019年10月2日 22時) (レス) id: ac596bfda9 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この作品めちゃくちゃ好きです！更新楽しみにしてます！！！ (2019年10月1日 1時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：circle | 作成日時：2019年9月1日 17時
