検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:1,497 hit

・転入生 ページ6

____桃色side


先「うーっし。HR始めるぞー。席つけー」


ガラガラと扉が開く音と同時に、みんなが一斉に席に着く。

私はその時きーちゃん達の席付近にいたからか、帰る時は妙にごった返して厄介だった。


先「…今日は転入生を紹介するぞー」


男子達「…うおっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ!!!!!」←


先生がそう言い切る前に、クラスの男子(キセキ省く)が盛大に声をあげた。

その声があまりにも煩かったので、私はついつい耳を塞いでしまった。…ていうか私だけでもないみたい。


ク女1「…せんせーい。転入生は、女子ですか?男子ですか?」

先「両方だ」


ク女2「かっこいいですか?可愛いですか??」

先「…一方はまぁ。






…男子はきぃつけろ(ボソッ」


男子達「え。」←


先「…まあ見た目は…、うん。←

だけどまぁ、大丈夫だろ!見た目はあれだが、中身は多分大丈夫!!」




全「(えー…)」








先「…つーことで、お前ら入ってこ____」









?「…ぶっ、えくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおいっ!」←

?「なっが。くしゃみなっが。___」







全「!?」









その盛大なくしゃみを、一体誰が予想しただろう。出来ただろう。

…いや、きっといないだろう。


あんなに先生に気分を下げられた後だ。

現今この状態をどう受け入れればいいのかさえもわからないのに、予想できた人なんかいるはずがない。…ていうかいてたまるか。





先「___っ!____、______…」


?「…____!!___っww」


?「…___。」







桃「…」






廊下に出て行った先生達の声が聞こえなくて少しがっかりしたのは、何故だろう。

聞こえそうで聞こえない、そんななんだかじれったいのが嫌になるのは、何故なんだろう。








桃「(…わかんないな)」









それからしばらく、扉が開くのをじっと待った。

・イケメン(仮)とデブス子(仮)→←・阿呆が2人集まると、こうなる。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

狩野 シュウ(プロフ) - デブスちゃん(仮)がシュジンの小説は初めて見ました!更新待ってます♪ (2015年1月6日 15時) (携帯から) (レス) id: f9493693f4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:オーレィ*ら王 | 作成日時:2014年10月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。