・転入生 ページ6
____桃色side
先「うーっし。HR始めるぞー。席つけー」
ガラガラと扉が開く音と同時に、みんなが一斉に席に着く。
私はその時きーちゃん達の席付近にいたからか、帰る時は妙にごった返して厄介だった。
先「…今日は転入生を紹介するぞー」
男子達「…うおっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ!!!!!」←
先生がそう言い切る前に、クラスの男子(キセキ省く)が盛大に声をあげた。
その声があまりにも煩かったので、私はついつい耳を塞いでしまった。…ていうか私だけでもないみたい。
ク女1「…せんせーい。転入生は、女子ですか?男子ですか?」
先「両方だ」
ク女2「かっこいいですか?可愛いですか??」
先「…一方はまぁ。
…男子はきぃつけろ(ボソッ」
男子達「え。」←
先「…まあ見た目は…、うん。←
だけどまぁ、大丈夫だろ!見た目はあれだが、中身は多分大丈夫!!」
全「(えー…)」
先「…つーことで、お前ら入ってこ____」
?「…ぶっ、えくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおいっ!」←
?「なっが。くしゃみなっが。___」
全「!?」
その盛大なくしゃみを、一体誰が予想しただろう。出来ただろう。
…いや、きっといないだろう。
あんなに先生に気分を下げられた後だ。
現今この状態をどう受け入れればいいのかさえもわからないのに、予想できた人なんかいるはずがない。…ていうかいてたまるか。
先「___っ!____、______…」
?「…____!!___っww」
?「…___。」
桃「…」
廊下に出て行った先生達の声が聞こえなくて少しがっかりしたのは、何故だろう。
聞こえそうで聞こえない、そんななんだかじれったいのが嫌になるのは、何故なんだろう。
桃「(…わかんないな)」
それからしばらく、扉が開くのをじっと待った。
・イケメン(仮)とデブス子(仮)→←・阿呆が2人集まると、こうなる。
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狩野 シュウ(プロフ) - デブスちゃん(仮)がシュジンの小説は初めて見ました!更新待ってます♪ (2015年1月6日 15時) (携帯から) (レス) id: f9493693f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オーレィ*ら王 | 作成日時:2014年10月26日 20時