・壊れたカノ ページ3
貴「いってきまーっす!」
キ「おう。いってらっしゃい」
我が嫁(←)つぼみんの可愛らしいいってらっしゃいを聞きながら、扉を閉める。
ギギギという重苦しい音を耳に、外を出た。
貴「はぁ〜…。つぼみん可愛い」←
カ「ぶっふwそれキドの前で言ったら殺されるよw」
貴「だからこうして外でいってんのっ!!空気読めKY。ていうかなんでここにいる。」
カ「え、ひど」←
黙れKY。
そう叫びたい所をゲフンゲフン誤魔化して、歩き出した。
そしてそれを見計らったように、カノもすたこら歩き出す。
貴「(…目を、見せる)」
と、同時に目を瞑る。
目の中心を中央に、前へ前へと押し出すような感覚でぎゅっと瞑る。
そして相手から見える自分を想像して、目を開ける。
…そんな比較的簡単なことなのだが、最初の頃は手間取ったもんだ。
そんなことを考えながら、「よっ」という感覚のままに欺いた。
幸いにも、自分の見え方はポンッとマジックのように咲き誇り、苦労なんてものもしない。
貴「よっ…いっと。ふぅ、かーんりょーう」
カ「え?なにg……。」
貴「…。((ドヤァ」
いつの間にか私に背を向けて歩いていたカノが、振り返る。
一度顔を歪めたのを境に、私は再度目を瞑りドヤァと鼻を伸ばして見せた。
きっと今のカノは、口をポカァーンとりんご一個分入るくらいの大きさにまで開け、さらには目が点で__…。
カ「あーっはっはっはwwwwwwwwwぶっ、とふぉwwwwちょ、っむ、むりっwwwwなにそれwwwwww」
ち が っ た (^^)
つか何。何なの。まるっきり違うじゃねえかくっそ。
マヌケ面のマの字もねえよ、何なの。
尻餅ついて人指差してお腹抱えて笑ってんじゃねえよくっそぉ。
貴「…ちょ、おま、何笑ってんの。マヌケ面かませよボゲェ。」
カ「い、やいやホージョーちゃんこそ何言ってんのさぶっふぉwwwwwwwwwって、いうかなにそ、の格好wwww腹筋痛いwwwww壊れるwwww」
貴「勝手に壊れとけKY。つか壊れろ。修復不能くらいに」
カ「それは無理wwwww。
ていうかその格好で命令されたら腹立つ(真顔)」←
貴方「知るかよボゲェ」
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狩野 シュウ(プロフ) - デブスちゃん(仮)がシュジンの小説は初めて見ました!更新待ってます♪ (2015年1月6日 15時) (携帯から) (レス) id: f9493693f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:オーレィ*ら王 | 作成日時:2014年10月26日 20時