なんか裏切り者になったんだけどw【歌い手】

24話だよ〜♪ ページ26

「な、なによ汚いって！あんたの方が汚いじゃ、な」


女はAの言葉に反応し、今度こそ殴ってやると言うように近づこうとした...が


『だ〜か〜ら〜。触らないでって言ってんじゃん♪』


それもまた"ワタシ"に阻止された。


「キャア！」


そう、Aがカッターナイフで女の手を軽く切ったのだ


『ねぇねえ！痛い？痛いでしょ？？あっはwこれはね！今まで"わたし"を心配してきたお母さんの分だよ！』


周りの女は恐怖で頭がいっぱいだった。


そりゃそうだ、目の前で友達がカッターで切られたのだから

しかし、そんな恐怖と戦いながらこの場から逃げようとした1人の女が動いた、が


シュンッ！


小さな音がなり、アカイアカイ花が咲いた

「あ、あ...」


逃げようといた女の手からは血がでていた。


『だ〜れも、逃がさないよ〜♪あ、これはね〜、お母さん同様"わたし"のことをずっと心配してくれたお兄ちゃんの分♪』

"ワタシ"は狂った笑みでその女を見る


「いや！嫌だっ！こ、ろされる！ごめん！傷付けてごめんなさい！だから許して？！」


またまた違う女が命が危ういと感じ逃げようとAの手を握り謝った


『はぁ？こんなもんで許すわけないじゃん。"わたし"はあんたらよりもっと痛い目にあってるんだよ？だいたいさぁ、嫉妬とかそんなくだらない理由で"わたし"を傷付けても何にもならないよ？
その好きな人も振り向かないし、逆にこのこと知られたら嫌われるだろうね〜♪』


一瞬目が今よりもずっと黒くなったがすぐにまた狂った笑みを女達に向けた。


『今回は許してあげるよ〜♪でも、次また"わたし"をい、じめたりこの事言ったりしたら〜...今まで苦しんできた"わたし"の分、十分味あわせてあげるから♪』

「わかりましたぁ！！」


女達は走って逃げていった


『でさ〜思ったんだけど〜。そろそろ出てきても良いんじゃないの〜？棗』

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