29・熱 ページ30
赤司「このまま、恋人のフリをしてくれないか…?」
……は???
いや、ちょっと………え?
A「………なぜ…?」
赤司「なぜって…((呆。嘘だったとばれればまた鬱陶しいことになるし、君だってこれから危ない目に合う」
A「……あ、危ない目に合う!?」
前者は分かった
でも、後者が分からない
“危ない目に合う”
何で私が…?
赤司「あんなに女子がいれば、標的になる」
A「…え」
赤司「いじめのな」
………まぁ、ソッスヨネ☆
A「……って、嫌だよ!?私、いじめられちゃうの!?」
赤司「そんなに怖がるな、大丈夫だよ。
“俺が絶対に守るから”…!」
A「…ふぇ?/////」
え?何私、赤くなってるの…?
何で、心臓が早いの?
何で、今
“かっこいい”なんて思っちゃったの…?
赤司「俺の“彼女”だと分かればたぶん、酷い事になる。でも、そんなことは絶対にさせない…!だから……、安心しろ…?」
A「…ぅ、うん!/////」
ヤバい、心臓が破裂しそうだ
胸の奥がきゅーっとなって、苦しい
息がしにくい
体が火照るように熱い
どうしよう……、私……
何か、変になっちゃった…?
赤司「…?……、大丈夫か?ボーっとして。顔も赤いが…、熱でもあるのか?」
…征くんの手が私のおでこにピタッとくっついた
征くんの顔もどんどん近づいてきて、私の顔と同じ高さになった
その距離わずか15cm……
A「…な、…あっ!征くn…、顔近っい////」
赤司「……って、おい!結構熱あるぞ!!我慢してたのか?」
A「…ち、…ちち違うっ!!///熱なんか無い!!平気だからっ/////」
そういって征くんから離れようとすると、征くんのもう片方の手が私の腰まわりにきて、逃げれなくなってしまった
赤司「無茶をするな、保健室に行こう。歩けるか…?」
え…、保健室連行ですか……?
そりゃぁ、保健室のベッドで寝るのは最高
でも、保健の先生と一緒にいるのは勘弁…;
A「ほんと、大丈夫だから///熱なんて無いから…、ね?」
私はにこっと笑って見せたが、征くんは……
赤司「ダメだ、保健室には連れていく。異常があるか、ないかはそこで決めればいい」
ガーーン‼Σ( ̄ロ ̄lll)
赤司「はぁ、そこまで嫌がるなら、強制的に連れていく」
A「え……ちょっ…、まっ…!わぁ!?」
赤司「あまり暴れるな…、落ちるぞ?」
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影烏(プロフ) - はわわっ!覚えてますよ!前作でコメしてくれたお方ですよね!?ありがとうございます!!もう、マヂで嬉しいです…(泣)。これからもよろしくお願います!!!更新頑張ります!! (2014年8月19日 21時) (レス) id: 648208f850 (このIDを非表示/違反報告)
blue&red - お久しぶりです!覚えてますか?名前変えちゃったから・・・旧姓AomineLOVEです!!実は・・・影烏さんの赤司の話を読んだら赤司にハマってしまって。。。次の更新楽しみにしてます! (2014年8月18日 22時) (レス) id: f9b19e971a (このIDを非表示/違反報告)
影烏(プロフ) - 実琴さん>>ありがとうございます!恐縮です!!更新頑張ります(>_<) (2014年8月13日 20時) (レス) id: 648208f850 (このIDを非表示/違反報告)
実琴 - すごい面白いです!更新頑張ってください! (2014年8月13日 11時) (レス) id: 9052560c5c (このIDを非表示/違反報告)
影烏(プロフ) - 空さん、ありがとうございます!頑張りますゞ (2014年7月16日 21時) (レス) id: c59526af1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影烏 | 作成日時:2014年7月4日 22時