控えめに仕事させて、てか帰らせて.26 ページ26
3人は話し合いがおわったのか、部屋に戻ってきた
『…遅かったね。私もうそろそろ自分の部屋に戻ろうと思うんだ。』
「お、そうなのか?まだいても良いんだぜ?」
『いや戻るよ、元はといえば私が間違えただけだし』
残念がる切原に別れを言い、ジャッカルとブン太に部屋までの道のりを聞いて早々と帰って行った。
あの思考はいったん停止し忘れよう。勘違いだ。そう言い聞かせていると目的の場所までたどり着く
『おーい帰ってきたよ』
ドア前で声をかけると「お帰りなさい」と出迎えてくれたのは女の子3人。
遅くなった理由をしっかり言い慰めてもらう。
時刻は丁度4時。まだ風呂まで時間があるがやることが思った以上にないとへこんでいるのは1年生達。
『なら一足先にお風呂入っちゃう?案外ボーとしてたら時間が足りなくなる事多いから。女の子はお風呂大切だし、どう?』
「いいですね!!あ、入り終わったらA先輩に課題の分からないところ聞きたいと思ってたんです！」
『じゃあ朋ちゃんの勉強を見ながら軽くみんなで予習しようか』
「え、私も良いんですか?」
「お言葉に甘えちゃおうよ、ね?」
下着等の用意を済ませひっそりと使用人に用件を言い大きい大浴場に着いた。
「でも女の子同士でもちょっと恥ずかしいな…」
『そう?じろじろ見るわけでもないから大丈夫だよ?』
「ごめんなさいAさんのことじろじろ見ちゃいました」
素直な杏ちゃんが告白する。
「自分と他人を比べない方が良いですよ。後々つらいですから」
なにかを察したのかそんな杏を励ますように朋が助言する。
『…いや、私の方が年上だから。みんなも年がたてば＿』
そんな言葉かけがこころに刺さると途中で気づき喋るのをやめる。
『…ほら、脱いで早く入ろうよ。ここでうずくまってちゃ意味ないって』
隣にいた桜乃を肩を持ちシャワーがある一室に向かう。
シャワーは個別にあり浴場が同じというよく分からない別荘だ。
しかし浴場も一つではなく室内には通常の浴場と炭酸風呂、それにサウナ、足風呂。仕切りをまたげば露天風呂もある、どこもかしこもお金がかけてある設備ばかりだ。
簡単にシャワーを済ませ気持ちよさそうな炭酸風呂に入る。
きもちいと言えば「早すぎ」と文句を言われた。
「杏さん!露天風呂に入りません?」
朋が杏と一緒に露天部との方に言ったので、Aは「桜乃ちゃん、こっちにくる?」
と声をかけた。
「良いんですか?」
『少したわいのない話でもしようよ』
控えめに仕事させて、てか帰らせて.27→←控えめに仕事させて、てか帰らせて.25
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山下後輩(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 原哲也ですか!!高校生組でも出せそうですね!!でもちょっと笑ってしまいました。小説は厳しいですがキリがついたら番外編で出したいと思いますね! (2017年11月4日 20時) (
レス) id: d71824c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 原哲也(ハラテツ)の小説も書いて欲しいです (2017年11月4日 19時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マオ(プロフ) - 有馬さん» ありがとうございます！家庭事情により更新がものすごく遅くなりますが頑張っていきたいと思います！！ (2017年6月6日 0時) (レス) id: 9f003b2981 (このIDを非表示/違反報告)
有馬 - すっごい面白いです！！！更新がんばってくださいね^ - ^ (2017年5月20日 22時) (レス) id: a61dc9da8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山下後輩(マオ) x他1人 | 作成日時：2017年4月5日 20時
