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僕は影だ ページ10

ダンダンッ…

ハーフラインで火神と黒子が向き合い、
火神がドリブルをする。

火神が先攻始まった1on1。

黒子が止めようとしても、
火神は簡単にシュートを決める。

火神「(し…)」

黒子が攻める時は、
簡単にカット出来てしまう。

火神「(しっ…)」

シュートを決めようとしても、
真正面から叩き落とされる。

黒子「あ…」

転がっていったボールを、
黒子は追いかける。

はぁ…
言わんこっちゃない。

火神「(死ぬほど弱えぇー…
体格に恵まれてなくても、得意技極めて、
一流になった選手は何人もいる。

けどコイツは、
ドリブルもシュートも、
素人に毛が生えたようなもん。
取柄もへったくれもねぇ…
話になんねー。)」

ボールを取って、
息を切らしながら火神の元に戻る黒子。

火神「ふざけんなよてめぇ…
話聞いてたか!?

どう自分を過大評価したら、
オレに勝てると思ったんだオイ!」

怒鳴り込む火神に対して、
冷静で真顔の黒子。

火神
「すげーいい感じに、
挑んできやがって!」

黒子を指さしながら言う。

黒子「まさか。火神君の方が、
強いに決まってるじゃないですか。
やる前からわかってました。」

火神「ケンカ売ってんのかオイ…!
どーゆうつもりだ!」

黒子の胸倉を掴んで自分に近づける。

黒子「火神君の強さを、
直に見たかったからです。」

火神「…はぁ?」

黒子の言葉に拍子抜けしたのか、
黒子を離して頭を抱える。

火神「(…ったく、どーかしてたぜオレも。
ただ、匂いもしねーほど弱いだけかよ。
アホらし。)」

黒子「あの…」

火神「あぁ…もういいよ。
弱ぇ奴に興味ねーから。」

“弱ぇ奴”

僕はその言葉に反応した。

黒子は弱くなんかない。
黒子には____

タッタッタッ…

火神は歩いて荷物を持ち、
学ランの上を右手で肩にかける。

火神「最後に一つ忠告してやる。
オマエ、バスケやめた方がいいよ。

努力だのなんだの、
どんな綺麗事言っても、
世の中に才能ってのは厳然としてある。

オマエに、バスケの才能はねぇ。」

そう言って歩いて行こうとする火神。

黒子に…
“バスケの才能はねぇ”だって?

僕は反論しようとした。が…

黒子「それはイヤです。
まず僕、バスケ好きなんで。

それから見解の相違です。
ボクは強いとか弱いとか、
どうでもいいです。」

火神「なんだと…」

黒子「ボクはキミとは違う
ボクは___________“影”だ。」

僕の罪→←1on1


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設定タグ:黒バス , キセキの女神 , 微笑む   
作品ジャンル:アニメ
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sky(プロフ) - ねむたんさん» ( -`ω-)b (2017年12月11日 20時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
ねむたん - ハイ!よろしくですsky (2017年12月11日 18時) (レス) id: 4ee8225835 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - いえいえ!全然いいですよ!よろしくお願いします、ねむた!w (2017年12月11日 14時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
ねむたん - ありがとうございます!skyって呼んでもいいですか?僕の事は、ねむたでいいですからね! (2017年12月11日 14時) (レス) id: 4ee8225835 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - ねむたんさん» いえいえ、嬉しいです!こちらこそ、お友達になってください! (2017年12月10日 15時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sky | 作成日時:2017年12月5日 16時

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