カントク、相田リコです ページ6
生徒の声と、
小鳥のさえずりが聞こえる放課後。
誠凛高校体育館では、
男子バスケット部が集まっていた。
小金井
「よぉーし!1年全員揃ったなぁー?」
小金井の声が体育館に響く。
1年は練習着に着替え、集まっていた。
ツンツンッ…
河原「…ん?」
降旗
「なぁ、あのマネージャー可愛くね?」
伊月と話してるリコを見ながら、
会話し始める2人。
河原「二年だろ?」
降旗
「あれでもうちょい色気があれば…」
ガンッ!×2
日向「ダァホ、違うよ。」
真顔で2人の頭にパンチを入れる日向。
降旗 河原「「いてっ!…ってーえ?」」
殴られた部分を抑え、
2人で痛がっていると、
リコが1年の前に立つ。
リコ「男子バスケ部カントク、
相田リコです。よろしく!」
1年「「えぇーーー!!!??」」
リコの言葉に驚くしかない1年。
降旗「あっちじゃねーの!?」
リコ「あちらは顧問の武田センセ。」
降旗が指差す方にいたのは、
歳をとった欠伸をしている先生。
河原「マジかよ!?」
降旗「てか、ありなのか?!」
リコ「さぁ、武田先生の紹介も、
済んだところで、まずはお前達…
_________シャツを脱げ!」
1年「「はぁ…???」」
1年「「えぇーーー!!!
なんでーーーー!!!??」」
リコ「(^ω^)」
?マークを浮かべたと思えば、
固まってワンテンポ遅れて叫ぶ。
そんな1年を見て、
リコは1人、意味深げに微笑んでいた。
そしてシャツを脱いだ1年が1列に並び、
リコがその前を見ながら歩いていく。
リコ「キミ、ちょっと瞬発力が弱いね。
反復横飛び50回/20秒くらいでしょ?
バスケやるなら、もうチョイほしいな。」
福田「は、はぁ…」
リコ
「キミは体カタイ。フロ上りに柔軟ね。」
福田「ま、マジ!?合ってる…!」
河原「どういうこと!?」
降旗「てか体見ただけで…?」
日向「アイツの父親は、
スポーツトレーナーなんだよ。
データを取って、
トレーニングメニューを作る。
子供の頃から毎日その仕事場で、
肉体とデータを
見続けてるうちについた特技。
体格を見れば、アイツの目には、
身体能力が全て数値で見える。
ま、カントクたる所以は、
そんだけじゃないけどな。」
リコ「え…」
火神「…なんだよ?」
リコ「なっ…」
リコ「(なにこれ…
全ての数値がズバ抜けてる。
こんなの高一男子の数値じゃない!
しかもっ…伸び代が見えないなんて…
うっわ!生で初めて見る、
_________天賦の才能!!!)」
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sky(プロフ) - ねむたんさん» ( -`ω-)b (2017年12月11日 20時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
ねむたん - ハイ!よろしくですsky (2017年12月11日 18時) (レス) id: 4ee8225835 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - いえいえ!全然いいですよ!よろしくお願いします、ねむた!w (2017年12月11日 14時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
ねむたん - ありがとうございます!skyって呼んでもいいですか?僕の事は、ねむたでいいですからね! (2017年12月11日 14時) (レス) id: 4ee8225835 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - ねむたんさん» いえいえ、嬉しいです!こちらこそ、お友達になってください! (2017年12月10日 15時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sky | 作成日時:2017年12月5日 16時