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少しキレちゃいました(^_^) ページ34

『そんな言い方、
ないんじゃないですか?』

僕は日向先輩の後ろから出て、
どこかに行こうとする、
武内監督を引き止めた。

黄瀬「ちょっ…Aっち!」

黄瀬が止めようとするけどもう遅い。
僕は怒ってるんだ、あんなこと言って…

武内「なんだ?あ…君は!」

『お久し振りです、武内さん。』

振り向いた武内監督は、
僕を見て驚くけど淡々と挨拶をする。

武内「うちを断って、
誠凛に行ったのか。」

『はい。』

黄瀬「ちょっ…
どういうことっスか!?」

あ、そっか。
黄瀬は知らないんだっけ。

『スカウトされたけど、断ったんだよ。』

黄瀬「なんでっスか!」

それ、
言わなきゃダメ?
この間公園で言ったじゃん。

その思いが通じたのか思い出したのか、
( ゚д゚)ハッ!と我に返った黄瀬。

そして浮かない顔をする。

武内「君ほどの実力者が、
誠凛なんかに入るとは…」

『そんな言わないでもらえます?』

みんな
「「(A(さん・ちゃん・っち)…?)」」

この時、
その場に居たA以外の人は、
Aの雰囲気が変わったことに気づく。

『僕は自分の意思で誠凛に入った。
貴方が思うほど誠凛は弱くない。
ナメてると…痛い目遭いますよ?』

最後にニヤリと意地悪く笑って見せた。

みんな「「(…っ……ッ/////)」」

その場に居たみんなが、
顔を赤く染めるほどに、
Aの顔は美しかった。

それは女であるリコや、
女嫌いの笠松が顔を染めるほどに。

「あの子…可愛くね?」
「黄瀬の知り合いか?」
「えー誠凛羨まっ!!」

あちこちから声が聞こえる。
なんだろう?

黄瀬「Aっち!ゴメン!
皆さんもすいません!
マジすいません!
(ちょっとうるさいし…)」

いち早く戻ってきた黄瀬が、
僕達に向かって謝ってくる。

黄瀬「ベンチには俺、入ってるから!
あの人ギャフンと言わせてくれれば、
多分俺、出してもらえるし。」

黄瀬「それに…」

みんな「「???」」

言いたいことはわかってる…

黄瀬「そもそも、
俺を引きずり出すことも
出来ないようじゃ、
キセキの世代を倒すとか、
言う資格もないしね。」

やっぱり…

武内「おい、
誠凛のみなさんを、
更衣室にご案内しろ。」

いつの間にか移動した、
武内監督が黄瀬に言う。

『黄瀬…アップはしときなよ。』

僕の言葉に誠凛みんなが動く。

黄瀬「え?」

『出番待つとかないから。』

黄瀬「………(´-ω-`)フッ」

僕達が更衣室に向かったその後ろで、
黄瀬が笑ったのを僕は知らない。

優しさに溢れた言葉→←武内監督


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設定タグ:黒バス , キセキの女神 , 微笑む   
作品ジャンル:アニメ
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sky(プロフ) - ねむたんさん» ( -`ω-)b (2017年12月11日 20時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
ねむたん - ハイ!よろしくですsky (2017年12月11日 18時) (レス) id: 4ee8225835 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - いえいえ!全然いいですよ!よろしくお願いします、ねむた!w (2017年12月11日 14時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
ねむたん - ありがとうございます!skyって呼んでもいいですか?僕の事は、ねむたでいいですからね! (2017年12月11日 14時) (レス) id: 4ee8225835 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - ねむたんさん» いえいえ、嬉しいです!こちらこそ、お友達になってください! (2017年12月10日 15時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sky | 作成日時:2017年12月5日 16時

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