部活勧誘 ページ3
桜が咲き誇り、
優しい風に花びらが舞う。
生徒の部活勧誘の声が聞こえる中
【私立誠凛高等学校】
僕はその文字を見て少し微笑む。
「ラグビー興味ない!?」
「日本人なら野球でしょー」
「水泳!!チョーキモチイイよ?」
いろいろな勧誘が聞こえる。
「ね、ねえ!君、マネージャーやらない?
絶対に甲子園に連れて行くから!!」
「いやいや!
この子は水泳部のマネージャーだ!」
いきなり周りを囲まれて、
いろいろと勧誘される。
えっと…
『…ゴメンなさい。もう決めているので。』
頭を下げて、その場を離れる。
後ろから先輩方の落ち込む声が聞こえたけど、
“申し訳ない”と思いつつ、前に進む。
僕の目的はただ一つ。
小金井
「バスケーバスケ部ー
バスケ部はいかがですかー?」
伊月
「小金井、“いかが”ってことはないだろ。」
小金井「他にどう言えあいんだよ。」
伊月
「新入生はバスケ部。
バ“スケット”だけに“スケット”募集中。」
人差し指を立てて、
ドヤ顔で言う。
小金井
「もういいよ、伊月のダジャレは…
水戸部ー!声出してこーぜ!」
水戸部「コクコク」
声は出さずに、頷いて答える。
小金井
「結局出さねーのかよ…声( ̄▽ ̄;)」
呆れて他の人にチラシを配り始めた。
僕はつい止まって、
今の光景を見てしまった。
面白い先輩達。
元気って言うか、賑やかって言うか。
こういう先輩達のもとに居られるんだ。
ちょっと、楽しみかな…?♪
そしてそのまま、
バスケ部の場所に向かう。
先輩方はチラシ配りで忙しそうだし、
多分この道歩いてれば見つかるよね。
僕はゆっくりと歩き出した。
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sky(プロフ) - ねむたんさん» ( -`ω-)b (2017年12月11日 20時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
ねむたん - ハイ!よろしくですsky (2017年12月11日 18時) (レス) id: 4ee8225835 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - いえいえ!全然いいですよ!よろしくお願いします、ねむた!w (2017年12月11日 14時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
ねむたん - ありがとうございます!skyって呼んでもいいですか?僕の事は、ねむたでいいですからね! (2017年12月11日 14時) (レス) id: 4ee8225835 (このIDを非表示/違反報告)
sky(プロフ) - ねむたんさん» いえいえ、嬉しいです!こちらこそ、お友達になってください! (2017年12月10日 15時) (レス) id: f39ec69213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sky | 作成日時:2017年12月5日 16時