【カゲプロ】メカクシ少女【カノ】

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｢｢A(ちゃん)お帰りなさいー！｣｣

皆からの暖かい言葉と、

皆(1人はスマホの中で)からのクラッカー音。

机にはたくさん焼肉ということで、
お肉がいっぱい置いてある。
それと大きなケーキ。

……チョコレートケーキが好きなこと
覚えててくれたんだ。


｢ありがとう！｣

あたしは嬉しくてにっこり笑う。

｢Aー！
ほんとに元気でよかったっす！｣

と、そこで幸助がにこりと微笑んで、あたしに言った。

あたしも微笑み返して、ありがとう
と言った。

｢Aがいなくなってからキドったらずぅぅぅぅと泣いてたんだよ。ねーキド？｣

クスクスと笑いながら言う修哉。

つぼみは顔を赤くしながらも、

｢う、うるさい。け、けど、
お前がいなくて本当に寂しかった……。

戻ってきてくれて……本当によかった。｣

なんて嬉しいことを言ってくれた。

｢ほんとにありがとう。
あたし、とても嬉しいよ！｣

ほんとに大好き。

｢てかほんと3人とも何回言うのよー。
そんなに嬉しい？？｣

すこしSッ気をだしてニヤニヤして言う、あたし。

こんなに3人に必要にされてたなんて嬉しい。

｢だって……そりゃAは僕たちの家族だし！ね？
当たり前でしょ！｣

はっきり言われて顔が赤くなる。

家族か……

嬉しいなぁ……暖かいな……。

｢そっか……ありがとね。

じゃあ、ご飯食べよう？ほら乾杯しよう！｣

あたしはにこりとしてつぼみに合図を送る。

「ゴホンｯ……じゃあAの帰りを祝って…………。｣



「乾杯！｣


部屋にあたしたちの声が響いた。




｢本当に……｣









会えてよかった。

誰にも見られないように、すこし流れた涙を止めるため左手で懸命に目をこすった。

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