13 momo ページ14
意外と近くのお墓だった___
きっとアジトから歩いて5分ぐらいだろう。
道は複雑だったがそんな道をでると
大きな面積を占めている、たくさんのお墓が目の前に現れた。
でも、Aさんのお墓はなかった。
「A、元気か?
こちらはメンバーが増えてとても楽しい日々を過ごしてます。」
キドさんがお墓の入り口近くに咲いている花(コスモス)に手をあわせて話していた。
「Aのね、お墓はないんだ。」
不思議そうな皆の顔を見て、察したのだろう。
カノさんはきれいに全部教えてくれた。
「僕たちはたしかにAをみたはずなのに、救急車にも運ばれたのに……。
Aがいなくなってたみたいで……。」
続きをセトさんが言う。
「警察もまざって探したけど……
謎につつまれてるんすよ。Aは。」
……よくわからない。
でもとても三人にとって大切な人だということはよくわかる。
「お兄ちゃんも一緒にお参りしよ。
Aさんとお話ししたいし。」
私はにこっとお兄ちゃんに話かける。
「お、おう。」
今までぼーっとつったっていたお兄ちゃんも我に返りキドさんの近くにいく。
もちろん、私も。
「えぇ、っとこ、ここここここんにちはぁ。
き、如月し、シンタローでs「ブホォォ!!」
エネちゃんの声がスマホから吹き出す。
「ご主人〜ちょ、ちょっと、待っ!」
「エネ!お前ぇぇ!うるせぇ!」
2人が仲よさげに言い合っている中、私もAさんに挨拶をしたとき、
遠くから気配の違う誰かがゆっくりこちらに向かって歩いていた。
「キドさん。誰かこちらに来ますよ?」
「ん?あの人?
っていうかあの人ちょっと体調悪そうじゃないか?」
キドさんが不思議そうに首をかしげる。
「!あれ!あの人ってっ!」
カノさんも私たちの会話に気づいてその人を見る。
そして驚いた声を出す。
そのとき……
その誰かが
ふらっとして、
倒れた。
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manahi(プロフ) - さしくさん» 気になりますよね……。あたしも気になります笑 (2017年7月23日 10時) (レス) id: 45503a6eac (このIDを非表示/違反報告)
さしく - 主人公はどうなるの~~~~ (2017年7月22日 21時) (レス) id: 2cb3830032 (このIDを非表示/違反報告)
manahi(プロフ) - みゆういさん» ですよねぇ、難しいところです泣 (2017年2月8日 15時) (レス) id: 2a4d268a5b (このIDを非表示/違反報告)
みゆうい - 主人公ちゃんどうにか目が治って欲しいと思ってるけどそうしたら能力が、、、(´;ω;`) (2017年2月8日 4時) (レス) id: 42c0cc17a9 (このIDを非表示/違反報告)
manahi(プロフ) - レイミさん» ありがとうございます!がんばって仕上げていきますね! (2016年12月26日 23時) (レス) id: 2ff98cac21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:marna | 作成日時:2016年8月21日 4時