夢物語30 ページ33
−−−シルバーside−−
「第2Q終了ー!」
「差は僅か2ゴール!ほぼ互角で折り返しだ!!」
氷室「よし・・・」
劉「さすがアル!」
・
貴〔36対40か・・・〕
シルバー〔ッッ・・・〕
貴〔!〕
ガシャアアアアアアアアンッッ!!!!
火神「!」
黒子「!」
貴〔・・・・・・・・・おい。〕
目の前には思い切り蹴飛ばしたパイプ椅子。座る部分が割れ、使い物にならない状態にしてやった・・・が、それでもこのムシャクシャは収まらない。何故俺のダンクが止められた?何故それほどにまで点差が開いてないんだ?
サル相手に何なんだよオイッッ!!
クソ・・・クソがッッ!
外人〔お、おいシルバー・・・〕
シルバー〔うるせえ!!〕
外人〔っ・・・〕
シルバー〔クソザル共が!チョロチョロひっかきやがって・・・後半ただじゃおかねえぞ!!〕
貴〔その前にテメェが落ち着けってんだ、言ったろ・・・甘く見てると痛い目みるって。〕
シルバー〔テメェだってあのチビ止めきれてねえじゃねえか!人のこと言えんのかよ!?ああ!?〕
貴〔あの11番は異才だ、そう簡単に行く訳ねだろ。〕
シルバー〔諦めたってのかあ!?〕
ゴールド〔シルバー。〕
シルバー〔あ"あ"!?〕
ゴールド〔・・・・・・・・・・・・少し黙れ。〕
シルバー〔ッッ・・・!〕
貴〔・・・〕
ゴールドに呼ばれたことに苛立ち、怒鳴ってそちらを振り向くと・・・凄ぇ形相をしたゴールドが俺を睨みつけていた。今まで血の気が多かったってのに、一気に冷めていく感覚に陥った。
ゴールド〔頭を冷やせバカが・・・どんな選手でも3人も疲れりゃ勝手は出来なくなるに決まってるだろうが。〕
シルバー〔だからってよお・・・このまま黙ってやられたんじゃ俺の気が収まらねえ!〕
ゴールド〔安心しろ、後半はもっと暴れさせてやるよ。要はディフェンスを散らしてやりゃあいいだけだ。俺が風通しよくしてやるよ。〕
貴〔・・・〕
そう言い放ったゴールドは怪しげな笑みを浮かべ、手の骨を鳴らした。ゴールドがパスしてくれるってならこちらのもんだ。
何せ・・・ゴールドのパスは最強だからな。
866人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
だお(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» 驚かせてしまって申し訳ありません笑笑、それでも楽しんで読んでくださっているのは伝わりました(*^^*)!これからもお楽しみください! (2017年4月24日 1時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - 物凄く今更ですが、卒業するっていう言葉見た瞬間、崩れ落ちました笑。ほんとに嘘で安心しました。此れからも更新頑張って下さい(●´ω`●) (2017年4月24日 1時) (レス) id: 024d735d7e (このIDを非表示/違反報告)
AK - 続き楽しみです! (2017年4月20日 18時) (レス) id: 791382fce5 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続き楽しみにしてます (2017年4月20日 9時) (レス) id: 7ff9d751da (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 白咲さんだぁ!!!!!続編を楽しみに待っています!!! (2017年4月19日 18時) (レス) id: 07216334ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だお | 作成日時:2017年3月1日 1時