検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:261,565 hit

夢物語24 ページ26

−−−氷室side−−−









劉偉「まさかアルね…」


氷室「ああ、Jabberwockはゴールドとシルバーの2本柱で成り立っていると思っていたが、どうやら違うようだな。あの10番…2人と同等の器量はあるんじゃないかな。」









Jabberwockとの再戦を聞いた俺は、劉と一緒に秋田から東京へとやってきた。福井先輩や奴らと戦った岡村先輩も来ると言っていたので、立ちながら試合を観戦していたのだ。



確かにシルバーの強力なパワーやスピードには驚いた。あの敦でさえふっ飛ばされるなんて思ってもみなかったこと…



そして、何と言ってもあの10番だ。



並の選手くらいだと想定していたのが、さらに驚きを強くする素材となった。ましてやチームの代表であるのだから、手を抜いていい選手なんていない。



それでも彼は目立ったプレーはせず、シルバーにボールを集めているような気もするが、自分でいける時は攻めるといったスタイルを取っている。だが、それはチームの流れを作りつつあるのだ。



青峰君や黄瀬君がシルバーを止めようとするものの、彼だけは止めることができない。このままだと点差がなくなり、逆転されてしまう。









氷室「…何とかしてシルバーを止めない限り、こちらが不利になる一方だ。」


劉偉「!……やばいアル!!」


氷室「なっ…!」









黄瀬(しまった!)


貴〔こっちの守りが甘えぞ。〕


高尾「はあ!?またあいつ…!」









シルバー中心の攻撃といった単調に気を取られ過ぎ、10番のマークが甘くなっていた。緑間君のマークをかわした10番が黄瀬君の後ろに回り込み、ゴールドからパスを受け取ったのだ。



シルバーそれにゴールドと対峙していた青峰君と赤司君はヘルプへいくことができず、先程と同じように敦を綺麗にかわしシュートした10番。



とてもシンプルな攻撃をしているが、敦をそう簡単にかわすなんてありえない。目立たないようで凄いことをしているのだ。敦もどこか悔しそうな表情で、こちらも力が入ってしまう。



何せこれで…………逆転されたからだ。









シルバー〔おい、ゴールド〜今のはブラックじゃなくてもいけたぜ!?こんなサルぶっ飛ばしてよ!俺が決めてやる!〕


青峰「あ"あ"?」









氷室「……っ…」









そのまま、シルバー中心の攻撃が続き、最悪なことに24対33で逆転され、VORPALSWORDS側がタイムアウトをとった。会場中のテンションが下がったのは言うまでもない。

お知らせ→←夢物語23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (272 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
866人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 最強 , 虹村
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

だお(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» 驚かせてしまって申し訳ありません笑笑、それでも楽しんで読んでくださっているのは伝わりました(*^^*)!これからもお楽しみください! (2017年4月24日 1時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - 物凄く今更ですが、卒業するっていう言葉見た瞬間、崩れ落ちました笑。ほんとに嘘で安心しました。此れからも更新頑張って下さい(●´ω`●) (2017年4月24日 1時) (レス) id: 024d735d7e (このIDを非表示/違反報告)
AK - 続き楽しみです! (2017年4月20日 18時) (レス) id: 791382fce5 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます (2017年4月20日 9時) (レス) id: 7ff9d751da (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 白咲さんだぁ!!!!!続編を楽しみに待っています!!! (2017年4月19日 18時) (レス) id: 07216334ef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:だお | 作成日時:2017年3月1日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。