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夢物語10 ページ12

−−−虹村side−−−









翌日_______









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虹村「ん〜………………ああ?」









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目を覚ました俺は大きく伸びをした。いつもなら目覚ましのアラームでも起きない方が多いってのに、よりにもよって休日の早朝に起きちまうなんてよ…



完璧に覚醒してしまった俺は、ベットから体を起こした。いつもなら隣りにいるはずのあいつがいない。肌寒いというか何というか…



それはそうと仕方がない…あいつは今、いつもどおりバスケをしに行っているのだから。昔からバスケバカなところはそのまんまだな。



そのとき、近くの棚に置いてあった中学時代のいくつかの写真立てが目に入った。先輩と写り込んでいるモノや後輩と写り込んでいるモノ。どれもデカい大会で優勝したときの写真…



昔つっても3年前ぐらいだってのに、だいぶ前の話な感じがする。俺とあいつでバスケ界を揺るがしたことは忘れられない思い出だ。俺は趣味としてバスケをしているが、あいつにとっては…









虹村「"夢"………だもんな。」









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"母さんを超える選手になる"…



それがあいつの夢であり目標。日々練習しているあいつにはもう勝てる気なんてしねえよ。届かねえ存在って奴?それでもまた…同じ舞台に立つ時がくるのではないかと想像しちまう。



そんなことを考えていると、自然とクスリと笑っている自分がいた。そんぐらい楽しかったんだ…中学時代が。









虹村「……中学時代に浸ってねえで仕度でもすっかな。親父の見舞いのついでに、あいつの花札の相手もしないといけねえし。」









中学時代よりも鈍くなった自分の体を持ち上げ、私服を着始めた。つーか、俺も何か夢とか目標とか見つけねえとな〜



Aみたいに…







Aを幸せにするっていう夢はダメなのか?ってか俺的にもそれが一番しっくりくるし、本当のことだし…いや、あいつに言ったら絶対に馬鹿にされるな。









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虹村「"指輪"渡すとか?……かはwそれはもーちょいしてからでいいか。まずは頑張れよ、A。」









俺はAが付けてくれた鎖骨部分のキスマークを優しく指でなぞった。

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だお(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» 驚かせてしまって申し訳ありません笑笑、それでも楽しんで読んでくださっているのは伝わりました(*^^*)!これからもお楽しみください! (2017年4月24日 1時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - 物凄く今更ですが、卒業するっていう言葉見た瞬間、崩れ落ちました笑。ほんとに嘘で安心しました。此れからも更新頑張って下さい(●´ω`●) (2017年4月24日 1時) (レス) id: 024d735d7e (このIDを非表示/違反報告)
AK - 続き楽しみです! (2017年4月20日 18時) (レス) id: 791382fce5 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます (2017年4月20日 9時) (レス) id: 7ff9d751da (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 白咲さんだぁ!!!!!続編を楽しみに待っています!!! (2017年4月19日 18時) (レス) id: 07216334ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だお | 作成日時:2017年3月1日 1時

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