恋物語457〈自分なりの答え〉 ページ32
−−−緑間side−−−
「まさか帝光……同点に追い付くなんてな。」
「大したもんだぜ。だけどエース青峰が4ファウル……おそらく後半はほとんど使えないな。」
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監督「真田…選手と先に控え室に戻っていろ。あとは任せる。」
コーチ「分かりました。」
監督「………青峰、ここに残れ。」
青峰「!」
監督「少し話そう。」
青峰「…」
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虹村「黒子はどうした?」
黄瀬「ちょっと風に当たりたいって…」
赤司「2分したら呼びに行け。この試合…青峰もだが、黒子の力も必要になる。」
緑間「…」
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赤司『奇襲の類への対応が遅れる時がある。欲しいのは変化……たとえば試合の流れを変えたい時重宝する
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まさか…
赤司が言っていた事が現実になるなんてな。確かに今の現状は、こちらにとってキツい場面。白咲さんたちがギリギリ首の皮一枚繋いでくれたといっても過言では無い。
慎重にファウルを避けてきたが青峰だけ…投げやりな精神状態がもろにハマってしまった。それを止めることが出来なかった俺たちにも責任がある。
後半戦……あの2人を入れなければ、勝てない場合だって出てくることが予想させる為、赤司は2人を呼んでくるよう黄瀬たちに頼んだのであろう。
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貴「…」
緑間「!………白咲さん、どうしました?」
貴「…あ?いや……何でもねえよ。」
緑間「…?」
貴「…………修、俺ちょっと外行ってくる。」
黄瀬「ちょ!白咲さん!?どこ行くんスか!」
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ただ外へ行ってくるとだけ言った白咲さんは、一軍の中から抜け出し、駆け足でこの場を離れて行った。
黄瀬が追いかけようとした時、それを片腕だけで引き止めた虹村さん…
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黄瀬「に、虹村さん?」
虹村「いいんだ………あれで。後半には戻ってくるだろうし、俺らは控え室で作戦立てんぞ。」
緑間「…」
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ちぃ(プロフ) - きたー!!白咲クン達3年のラン&ガン!!キセキの世代が活躍してて当然だけどモヤモヤしながら読んでいて、やっと出て来て涙と共にカッコよすぎて鳥肌立ちました!! 読む度に惚れてしまう…白咲クン大好きッス( ´艸`)実際に居たらなーww← (2017年5月3日 18時) (レス) id: ec58b6055b (このIDを非表示/違反報告)
REDARM2(プロフ) - 最終章ですか...。出来たらその後のお話も見たいなぁ、って我儘ですかね?(苦笑) 更新お疲れ様です!!!いつも楽しく見させて貰ってます! (2016年10月7日 23時) (レス) id: 44a8fac9f8 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ありがとうございます!1人1人に返信ができず申し訳ありません。コメントからいつも元気もらってます。ラスト彼らの行く末を見届けてくれたらと思います!これからもよろしくです(*^^*)!! (2016年10月7日 22時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ニサナ - 最終章…一年って早いですね。 白咲ちゃんと虹村先輩の物語好きです これからどうなっていくのか楽しみです。頑張ってください。 (2016年10月7日 18時) (レス) id: bb6d832eb8 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - 最終章・・・早い、もっと見たい。この物語すっごい好きだから。最後まで頑張ってください! (2016年10月7日 17時) (レス) id: dfd94ab019 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2016年9月3日 20時