虹村と幼なじみの恋物語【最強女主】Part4

恋物語164 ページ44

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ﾋﾟﾁｬｯ……ﾁｭｸｯ……









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貴「ふっ……んんっ…！」


赤司「ここ………弱いんですね…」


貴「はな……せっ……ぁあ！」


赤司「……っ」ﾁｭｯ…









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俺に顔を近付けてきたかと思いきや、俺が苦手とする耳の裏あたりを舐めてきた。岩が食い込むため、あまり動けない中、必死の抵抗をするが、赤司からは逃れられない。



耳を甘く噛んできたり、優しく首元にキスしてきたり…。修にだってされたことないのに、体がびくついてしまう。その度に湯船が波を打った。



びくつく体にピタリと密着している赤司の体。



俺の手を絡め取っている手は俺よりも大きく、男の子なんだと主張している。



自分の口から甘い声が出る中、舐めることをやめた赤司が耳元で熱い息を吐いた。









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貴「はぁっ……はぁっ……」


赤司「………白咲さん…俺を見てください…」


貴「はぁっ……ふ……んっ…」


赤司「…」ｽｯ









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赤司は俺の顎あたりに片手を添え、赤司と向きあうように俺の顔を動かした。



目の前にはいつもの赤司がいるってのに、普段と違った雰囲気を醸し出していて、その瞳に見据えられるだけで体に電流のような…寒気のようなものが走った。









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赤司「……俺は白咲さんのことが好きです。」


貴「……い、いいよ……そんな噓は…」


赤司「俺とちゃんと向き合ってください。」


貴「無理だって……」


赤司「……何でですか…」


貴「赤司……お願いだ……」









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それ以上は…



本当に…



何だよ…



訳分かんね…



今まで可愛がってた後輩が…



……嗚呼…



心臓の高鳴りがやばい…



悪い意味の方か…？



それとも…









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赤司「返事をください…白咲さん。」


貴「…っ」


赤司「………なら…こうしましょうか。俺は今から白咲さんにキスをします。」


貴「！？」


赤司「拒みたければ拒んで下さい。拒めばこれから先…一切白咲さんには関わりません。」


貴「！……か、関わらないって…」


赤司「ほぼ他人として…接します。必要最低限の関わりは持ちますが…」


貴「そ、それは…」


赤司「…」ｽｯ









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ずりぃよ………赤司。

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