過去を捨てよ！赤髪少年【黒バス】Part2

過去を捨てよ87 ページ43

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赤司「…」


貴「な…何よ。」


赤司「あっ……いや。」









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私が苦笑すると赤司はボーッと私の方を見ていたもんだから、不貞腐れて言葉をかけてみると目を逸らされた。何よ...私が笑っちゃおかしいわけ？


すると、目を逸らした赤司はまた私の方に目線を戻すと、今度は...微笑んでくれた。









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赤司「清水さんには……笑顔が似合うよ。」


貴「…は？」


赤司「ｸｽｯ……今思っただけ。」


貴「っ……う、うっせ。」//









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赤司はクスクスと笑い出した。


ほんと...こいつは苛つくくらい顔が整ってるんだな。笑ってもこれとか...。


赤司が笑い終わり一息つくと、不意に..私の頬に手を添えてきた。









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貴「！…」


赤司「清水さんに…聞きたい事があって、走って探してたんだ。」


貴「え…」


赤司「…清水さん…」


貴「？」









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赤司「君は……帝光中出身なのか？」









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貴「！」









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私は赤司の言った言葉に目を見開いた...



何で...その事を...









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赤司「黒子が…火神から聞いたって。」


貴「！」


赤司「清水さん……本当なのか？」


貴「…」


赤司「お願いだ………教えてくれ…」


貴「…っ」









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何で...









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そんな切なそうな顔で聞いてくるんだ...









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今まで打ち明けたことのない大我が何故その事について知っていたのかは想像がつく。きっと辰也から聞いたのだろう...


それじゃこいつは、私が帝光中出身だったと知っているのならきっとシュウやギンについても知っているはず...


はずなんだ...


けど私は...









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赤司「清水さん…。」


貴「…………赤司。」


赤司「！」









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もう...こいつには話してしまおうか...



いつかはバレてしまうんだから...



日本では...



嘘をつき通せない...









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貴「私には…









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3年前までの記憶が………ないんだ。」

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