過去を捨てよ！赤髪少年【黒バス】

過去を捨てよ27 ページ30

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赤司「ありがとう、清水さん。」









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リストバンドを赤髪に渡すと、赤髪がお礼を言ってきた。慣れていないものだから、自然と目線を逸らしてしまう。



嫌っているわけではない。無意識にこーゆー態度をとってしまう...。その後、後悔するのが落ちなんだけど...



ほんと.....自分の性格が嫌になる....









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？(ｼﾞｰｰｰｰｰｰｯ。)


貴(......!?)









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視線を感じると思い、赤髪に視線を戻すと...









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赤髪の後ろに...



水色の髪をした人がいて...



私を見ていた...









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赤司「...どうした？」


貴「.....その...後ろの人....」


赤司「.....！」


？「.....！」









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私が水色の髪の人のことを言うと、その人と赤髪は驚いた表情で私を見た...









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赤司「....清水さん...黒子が見えるのか？」


貴「...は？」









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見えるも何も...









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..."人".....だし...。









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黒子「.....雪村....さん？」









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貴「！」









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また...









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雪村...









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赤司「黒子....この人は清水さんだ。今週、洛山に転校してきた。」


黒子「！.......そうなん...ですか。...すみません、清水さん...人違いをしてしまいました。」


貴「あ....い、いいえ。」









水色の髪の人は丁寧にお辞儀までして謝ってくれた。しっかりしてる人だな...









黒子「初めまして、黒子テツヤです。」


貴「....清水...Aです。」


黒子「...。」


貴「...？」


黒子「...何でもないです。...それ、僕のリストバンドなんです。拾ってくれてありがとうございます。」


貴「....はい。」









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そう言うと黒子...君は、赤髪からリストバンドを受け取って、私に微笑んだ...

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