過去を捨てよ！赤髪少年【黒バス】

過去を捨てよ24 ページ27

−−−黒子side−−−









ｶﾞｻｺﾞｿ....









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火神「黒子どうした？」


黒子「いえ.....ちょっと...」


火神「？.....そろそろアップ始めっからお前も早く来いっての。」


黒子「そう焦らせないでください(怒)。」









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おかしいですね...



今朝、ここに入れておいたはずなんですが...



...。



仕方ありません...



後でまた探してみますか...









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−−−貴方side−−−









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ｷｨｨ....ﾊﾟﾀﾝｯ...









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貴「...。」









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静かな玄関にロッカーを閉める音が響いた...



休日ということもあり、ほとんどの生徒は学校になど来ていない。部活動で来ている生徒たちが少数...いるが。



私は図書室で勉強するために洛山にやって来た。金曜に図書室で勉強した時、思いの外、集中して勉強することが出来たからだ。



家にいてもはかどらないと思い、土日連続で洛山にやってくると、玄関の横に沢山の靴が並べてあった...









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貴「...。」









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先生「おー清水じゃないか。」


貴「...せ、先生。」


先生「なんだぁ？また勉強しに来たのか？」


貴「.....はい。」


先生「お！良いことじゃないか。清水は頑張り屋だからな。すぐ皆に追いつくさ！」









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玄関から廊下に出ると、担任の先生に出くわした。先生は男性であり、生徒たちには言葉を崩して接してくれるため、近寄りやすい存在だと思う。



皆からしては....ね...









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先生「あ....そーだ。」ｶﾞｻｺﾞｿｯ


貴「...？」


先生「...あった。....はいこれ。」


貴「.....こ、これは...？」









先生から渡された物は、黒いリストバンドだった。よく見ると、白色の線が一本入っている...









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先生「これたぶん他校からやって来た人の物だと思うから、体育館に行って確認して来てくれないか？」


貴「...え。」


先生「体育館には隣りの席の赤司もいるしな！んじゃ、頼んだわ。」








そーいうと先生はどこかへ行ってしまった...









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貴「.....マジかよ...」

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