検索窓
今日:35 hit、昨日:2 hit、合計:28,280 hit

※41.日々樹side ページ43

日「A」


『・・・・・ん?』





舞台の裏にいるAは、

ずっとお客の方を見ていた。




に・・・・・しても、やはり彼女は美しいから


今は最高に美しい。




一年生の時からよくAの劇を見たが


男装ばかりだったか。







日「ぼーとして大丈夫ですか?」


『あ・・・・・大丈夫!』







にかっと笑いこっちを見る。






「そうですか」と言って私は舞台に出る。


今日の劇はいつにも増して楽しい。








きっとAがいるからだ。

他にも



古き友達も・・・・・









私は今まで以上に【ロミオ】を演じる。









真「部長。水」


日「ありがとうございます!」







水を受け取り飲みながら劇を見る。








次はジュリエットと魔法使いか。









「これを・・・・・」






夏目君がAにビンを渡す。


ここまでちゃんと練習通り・・・・・。









ん・・・・・?






零「日々樹君や・・・・・」


日「言いたい事はわかります。」


零「・・・・・なにもないと良いのだか。」








零が話しかけてきた事・・・・・。

それは







逆「・・・・・ふぅ。」


日「夏目君、いったいあれは・・・・・。」


逆「気づいちゃったか・・・・・流石渉兄さんだネ。」







それは、夏目君がAに渡したビン。

確か無色透明な水のはずだった






しかし、渡ったのはピンク色。







日「夏目君、もしAに何かがあったらたとえ夏目君でも









【許しませんよ】」









逆「・・・・・ははっ。




それま参ったナ。

ちょっと仕掛けたんだ、大丈夫。体に害なものじゃないから。」





日「いったい何を!」








こんなに怒ったのは久しぶりか・・・・・。

ていっても、怒らないはずなどない。









それほど私は









【Aが大切だから】









似た者同士で

心から信じていて



辛い時は傍にいてくれた。







私の憧れでもある









そんな私はきっと・・・・・









どうしょうもないぐらい




Aを愛してしまったのですから。









★・・・・・☆


・・・・・渉さぁーいど(☆∀☆)

続きます←

※42.日々樹side→←※40.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
61人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蝶々 | 作成日時:2016年11月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。