幼なじみの白い奴~3~【東リベ】

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花「柚葉が大寿を刺した！？」


大「やりやがったな、コラあああ」







大寿が、柚葉が刺したことに気づくと

勢いよく彼女を殴り飛ばした






柚葉は、「稀咲鉄太に全部聞いた」





そう言うと大寿の前に立ちはだかった。









けど…









「ゴッ…!!!」









自分の妹であろうとも

全力で殴り飛ばす。








彼女の刺した背中は

致命傷と呼ぶには浅く






暴力的な行動に対して





大寿は「主よ…なぜ神は私にばかり試練を？

なぜ私は愛する妹を殺めなければならないのですか？」





と涙を流していた。








そんなの気にしてられない





そんな気持ちで






柚葉は立ち上がって、

何度も殴ろうとするが、かなりの力で吹き飛ばされる









武道はそんな彼女を止めようと

大寿を止めようとするが…









彼女の握った刃物は

依然大寿を向いていた









柚「邪魔すんな、花垣…八戒はアタシが守る」



「私が、私が守るんだ」とボロボロになりながら

ナイフを強く握る…




けど、そのナイフを「ギュ」と握る





三「守る時に使うモンじゃねぇよ、ソレ」


三ツ谷が現れた。









柚「三ツ谷、なんでココに？」


と三ツ谷の登場に驚く



そのまま彼の胸元に倒れ込んでしまった彼女を

支えながら…






三「タケミっち、柚葉を頼む」


と柚葉を託す


三「さて、オレが相手だクソヤロー」



大「あ？本気かテメェ？

休戦協定はどうすんだ？


まさかテメェで結んだ約束

テメェで破るクズヤローか？」




三「黙れ…そんな約束より

当たり前の事教えてやるよ…


妹にはどんな時でも手をあげねぇ

どんな悪さも笑って許してやる

それが兄貴だバカヤロウ」






ブチギレてながらも、特攻服を「バシッ」と決める

そんな姿にかっこよさを覚えた、









三ツ谷は、そう言ってから


大寿と殴り合い続けた








途中で千冬が来て

三ツ谷に助けられたそう言って…








体格差が大きく

不利な状況な中







無茶をしてでも

戦い続ける









それは、八戒の為でもあり柚葉のためでもある…









けど…









三ツ谷が膝をついた。


大「どうした三ツ谷ぁ？

オレはまだ70％の力しか出してねぇぞ？」



三「あ？何余裕ぶっこいてんだよ

ブーツのベルトが外れただけだ」







と強がった。






目の前の白い髪に気づき

動揺している事を隠しながら

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