幼なじみの白い奴~3~【東リベ】

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「あ、今宵先輩さようならー!!!」

『さようなら』


「「「キャー!!!」」」







今日も絶好調に悲鳴を上げられる今宵です。

なんですか。

いじめですか。







たまに、鼻血を出す子なんなんでしょう

私は呪いをかけているのでしょうか









私は少し落ち込みながらも

少し早歩きで学校を出た









時間は正午






今日のテストは無事終了

きっといい点数取れてるでしょう









私はとりあえず、生徒が見えなくなったのを確認して

全力で走った







もう秋だからさー。







でかいカーディガンの上からブレザーを羽織って

いつも通りリボンで束ねた髪を揺らし走った









目指すは、エマの言ってた喫茶店

案外近く出し…プレゼントをカバンに入れて走る









と、







ド「あ、A」


『？あ、ケンちん！』








そこに、ケンちんがいた


片手にピンクのクマのぬいぐるみを持ち

私に声をかけてくれた、









『今からエマのとこ？』


ド「その様子だとオマエもか」


『なら一緒に行こう!!!』





そのぬいぐるみ持ちながらだと

驚かれるよ。





そう言うと、照れながら「頼む」と言われた









きっとエマにあげるプレゼントなのだろう









『喜ぶよ！エマ、』


ド「あぁ…」






なんでこの2人は引っ付かないのかな

…お互い大好きなのに…







『そろそろ素直になったらー？』


ド「ちゃんと区切りつけたらな」


『おー、しっかりしてんなー』


ド「ったりめーだろ」









危ねー目には合わせたくねーと

覚悟を決めている









そんなこんなで、話してるうちに

喫茶店が見えてきて…









…いや









『あれ？タケミチくんとヒナちゃん？それに…』


ド「何やってんだアイツら」






何故か、隠れてどこかを見てる4人

ストーカーか！






そう思って話しかけようとするが

少し話が聞こえた









花「え？え？乗り込む気？

それはよくないんじゃないかなぁー！？

やめよーと、ヒナ！？


相手はマイキー君だよ！？」



ヒ「だってドラケン君が可哀想」









マンジロー？








一体何が起きてるんだろ？






＊*

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