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驚きの表情 ページ19

デントside


デント「ほんとにいいの?」


A「うん。食欲があんまりないから」


手を振りはらわれたときはショックだったが


何も食べてくれないと心配になる。


サトシ「いいじゃん、本人がいいって言ってるんだから」


アイリス「私の分もとっといてよね!」


サトシとアイリスはAの皿の中を覗き込む。


サトシ「おい、デント、おかわりは?」


デント「あれ?そこにない?」


言われて初めてAの皿にパンケーキがないことに気づいた。


A「・・・わ、私じゃないからね?!


って、草むらになにかいない?」


サトシは「ポケモンか?!」と目をキラキラさせて


草むらの中へ入っていく。


アイリスも仕方ないといった感じでサトシの後に続く。


Aはどうするんだろうか。


A「行かないの?」


ずっと様子を見ていた僕に聞いてきたA。


デント「Aはどうするの?」


A「私は・・・行く」


覚悟を決めたように言うと僕の返事も待たずに


サトシたちの後を追う。


僕、Aになにかしちゃったかな…。


考えながら無言でAの後に続いた。


サトシ「くさタイプのポケモン


仲間にしたいと思ってたんだ!」


遅れてサトシに追いつくと


開けた場所にいたのはツタージャだった。


サトシ「行けっ、モンスターボール!」


A「・・・流石に早くない?」


ツタージャはしっぽでモンスターボールをはたく。


アイリス「完全に馬鹿にされちゃってるし」


ピカチュウでバトルしてゲットしようと試みるも


ツタージャのメロメロにかかってしまい


つるのムチで攻撃されてしまう。


ピカチュウが一方的に攻撃されているのを守ろうと


サトシはピカチュウを庇うように自分が盾になった。


ツタージャ「タジャ?!」


A「ぇっ・・・」


その様子を見たツタージャは驚いていた。


そしてAも同様の反応で声をもらしていた。


アイリス「サトシ、まだ諦めないの?」


サトシ「まだまだ!」


サトシはミジュマルを繰り出し


逃げたツタージャを再び追っていった。


Aもサトシとアイリスに続こうとしたが


Aをよく見ると息切れしていた。


デント「少し休もう」


Aの肩を掴む。


納得がいかない様子だったが離してもらえないと思ったのか


それ以上進もうとはしなかった。


僕はアイリスに少し休んでいくことを伝えた。

どんな存在?→←振りはらわれた手



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作者名:アイス最中 | 作成日時:2023年2月3日 21時

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