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RINNE
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「桜河くん、この時の立ち位置なんだけど、」
「こっち回りに動けたりする？」
桜「承知した」
桜「ほな、次やってみるわ」
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「HiMERUくん、ちゃんと休憩の時は休憩して、」
「水分も取ってね」
Hi「いえ、HiMERUは…」
「大丈夫、これくらいで水太りしたりはしないよ」
Hi「…はい」
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「逆に椎名くんは、その間食癖どうにかならないの？」
椎「いや〜、姐さん厳しいっすよ〜」
椎「半分病気みたいなもんすからね〜」
「じゃあ今度病院の予定入れとこうか？」
椎「そ、それは勘弁して欲しいっす…！」
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「あ、電話だ」
「はい、三枝です」
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燐「…………、」
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あの“美人”が
やつらと一言二言、言葉を交して
パッと、電話対応をするのを
俺はドリンクボトルを
咥えながら眺めていた。
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椎「ボーッとしてどうしたんすか？」
燐「…別に？」
.
隣にちょこんと
腰をおろしてくるニキが言う。
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.
椎「なーんかAさんて、」
椎「テキパキしてて厳しい人なのかなって思ってたっすけど、」
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椎「案外、話しやすいし、優しいし、」
椎「人気者だっていうのも頷けるっすよね〜」
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作者名：じまさき | 作成日時：2020年10月18日 16時
