合宿のお誘い ページ8
『「ただいまー」』
結局太一の無様な姿は撮れず、家に帰ってきた。
すん、と匂いを嗅ぐと、カレーの匂いがした。
今日の夜ご飯、カレーかな。甘口がいいな。
「あら、お帰り〜。
琴音ちゃんマネージャーになったから、太一君と一緒に帰ってきたんだ〜」
『うん。太一が、
「どぉしてもぉ、琴音ちゃんにぃバレー部のぉマネージャーやって欲しいんだぁ〜」
って言ってたから、仕方がなく手が冷たくて、お心が広い琴音ちゃんが引き受けた。』
友達が、
「手が冷たい人は、心が広いんだよー。逆に手が暖かい人は心が狭いんだy、((殴
はい。スンマセン、言い訳です。」
と言ってた記憶があり、私はそれを言った。
「いや、俺そんなこと言ってないし。小文字きしょ、」
小文字パワー、なめんなよ。
これでぶりっ子は生きているのだから。
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『…ごちそうさま。』
「おい、一口だけ食べて終わりかよ。」
なんなんだよ、この辛さ。
…中辛?私、食えないし。無理だし。絶望だし。
夜ご飯は、私用にサンドイッチを作って貰ってそれを食べた。
食べ終わった後は、勉強した。
後、勉強中に電話がきた。珍しい。珍百景登録間違い無しのレベルだ。
まぁ、いい。相手を待たすのも悪いと思い、コール5回目で出た。
『はい。お待たせしました。斧乃木です。』
「琴音ちゃん〜。雪絵ちゃんだよー。今、何してた〜?」
お相手は東京の、梟谷学園の白福さんだった。
実は東京の方の叔母達の所に泊まりに行ったことがあり、その時に白福さんと知り合った。
『夜ご飯後の軽い勉強です。』
「夜ご飯後の軽い勉強って!何かのコーナーかよ!」
?…後ろから、元気いい声がした。
「今度の、夏休みにねー、合宿するんだ〜。マネージャー足りないから来てくれる〜?
あ、ろんもち、白鳥沢も許可さえあれば来ていいよ〜。」
…合宿か。白鳥沢も来てよいと。
私が白鳥バレー部マネージャーになったことは白福さんは知っていたから、
お誘いしてくれたんだろう。
私は、明日監督に聞いてみるから後でLINEで送るね。といい、電話を切った。
東京の合宿って、暑いのかな。夏だし。
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2017年2月10日 祝!1500hit!
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時雨(プロフ) - シノヤマさん» あざーす!じみにこの小説、私の生活で起こったことを書いてます!更新頑張ります!(^^ゞ (2017年3月20日 21時) (レス) id: bd561357bf (このIDを非表示/違反報告)
シノヤマ - 夢主ちゃんが天童さんに問題を出すなど、予測が出来ない行動の夢主ちゃんが面白かったですよー、更新応援してます! (2017年3月6日 0時) (レス) id: 7db3a6584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 | 作成日時:2017年1月26日 17時