変太一side ページ3
「おはよー、おはよー!いやぁ、今日も朝練とはぁぁぁぁって!ナニ!?太一、風邪!?」
へっぶし、と俺はくしゃみをする。
「昨日、琴音にシャワーヘッドを投げ付けてられて…へっぶし!」
え?え?ナンデ!?琴音ちゃんそんな人じゃなかったよね!?
天童さんは琴音の人柄をわかってないみたいだ。
昨日、家に帰って手を洗いに洗面所に行ったら琴音がお風呂に入っていた。
あ、と今日あった事の続きを伝えようと手を洗いながら言う。
そしたらいきなり、がらっとお風呂場のドアが開いた。
え、なに。と思ったのも遅く、琴音がシャワーヘッドをこちらに向けて
お湯を俺にかけた。
「へ、はぁぁぁぁぁぁぁ!?」
『いきなりナニ勝手に入ってきてんだよ。変太一。』
琴音は体にバスタオルを巻いていた。
は、無様な姿だな、おい。と俺に言いまたお風呂に入った。
ポカーンと俺はその場に数秒間いて、へっぶしとくしゃみをした。
「これが、風邪になった原因、です…ぶしっ、うぅ〜、」
ホント、変太一だな!いきなりお風呂から琴音ちゃんが出てきたらどうするんだヨ!
…別にいつもは怒られないんだけど、と考えながらくしゃみをする。
「あ、琴音から伝言です…もう一切私に関わらないで下さい。…だそうです。」
「変太一!琴音ちゃんのクラスってどこ!?」
「…えー、(何処だっけ…)え、と、「2-4」そう。2-4です。」
双子のクラスもわかんないってドンだけ変太一なんだヨ!
「…(それは関係ないと思いますけど、)」
よし!英太クン!2-4に行くヨーン!!
え、朝練はどうするんだよ、天童。
二人はそう言いながら、走って、それも元気よく2-4に向かった。
…どうしよ。また琴音に怒られる。
「ホントお前、琴音のクラスわかってないってホント双子かよ…」
白布がボソッと言い、俺はまたくしゃみをした。
「太一ぃぃぃぃ!風邪ひくってどーゆうこったぁぁぁぁ!」
げ、ヤバい。
琴音に怒られる前に監督に怒られる。
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2017年1月28日 100hit!
ありがとうございます!最近は、期末テストというものなのかなぁ(遠い目
があり、更新が遅れるかもです!テストが終わり次第更新は結構しますんで…!
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時雨(プロフ) - シノヤマさん» あざーす!じみにこの小説、私の生活で起こったことを書いてます!更新頑張ります!(^^ゞ (2017年3月20日 21時) (レス) id: bd561357bf (このIDを非表示/違反報告)
シノヤマ - 夢主ちゃんが天童さんに問題を出すなど、予測が出来ない行動の夢主ちゃんが面白かったですよー、更新応援してます! (2017年3月6日 0時) (レス) id: 7db3a6584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 | 作成日時:2017年1月26日 17時