暴食と星 section8 ページ9
武装探偵社がある通りまで出てきた。
人通りが多いな。
礼於「ここか、武装探偵社……」
武装探偵社と書いてあるビルがあった。ここに鏡花がいることとなる。
今の時間帯なら社員はまだ来てはいないだろう。どこかに隠れて鏡花が現れたときに飛び出し連れ出そう。
ピッキングで中に入り、誰にも気にされず、隠れやすそうな場所に身を潜める。
少し経った後、何人か入ってくる足音が聞こえた。
息を潜めながら顔を確認する。今のところ鏡花はまだ来てなさそうだ。
そこから数分経った頃、男の声と鏡花らしき声が聞こえてきた。
こちらに近づいてくる。目の前にある机が鏡花用に使われているものだろうか。いや、そんなことはどうでもいい。
俺は姿勢を低くしたまま目の前に来た鏡花の腕を掴み、窓から飛び降りた。
?「鏡花ちゃん!!」
鏡花「離して!」
抵抗してくるが、脇に抱き抱えているのでダメージはない。
探偵社の社員が追いかけてきてるのが目に見える。とりあえず近場に隠れておびき寄せてみるか。
礼於「龍くんも面倒くさい仕事頼んできたなァ、まったくもう」
俺はそう言って路地裏へと入っていった。
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紅鵺or白夜Ψ黒夜(プロフ) - 八月葉月さん» わからん!(`・ω・´)後でスマホのメッセで確認してみ (2019年5月18日 12時) (レス) id: 13daf15abe (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - パスわかんなくなったー(T . T)教えて〜 (2019年5月18日 9時) (レス) id: 4c0171a83b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八月葉月・紅鵺 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年5月5日 13時