アーヤがちっちゃくなっちゃった！? part 2

子供は大変 ページ5

公園に着き、アーヤ達はそれぞれ違うことをして遊び始めた。

アーヤは滑り台。

美門は砂遊び。

上杉は・・・・なんか走ってる。

俺は全員が見えるところで立って待っていた。

が、そんなひと時は一瞬にして崩壊された。

まずアーヤが滑り台から落ちそうになってぎりぎりキャッチしたらアーヤが怖かったらしく泣き出して、その間に美門が砂を食べようとしていたから俺はすぐにアーヤを滑り台に戻し、手に持っていた砂をはらい、手を洗ってからもう食べないようにと言い聞かせ、そしたら次は上杉がいつの間にか転んでいて足を擦りむいてしまい、たまたま持っていた絆創膏を張った。

俺はあるひと段落してベンチに座り込んだ。

子供って大変なんだな。

よかった、若武が子供になんなくて。

一番疲れそうだからな。

ふと時計を見てみると大分時間が経ったらしくもう7時だった。

そろそろ夕食も出来上がってる頃かな。

俺は全員を呼び戻し、公園に帰ることにした、が子供はそんな素直じゃない。

「え〜、もっと遊びたいよ。」

「私も遊びたい〜。」

と、駄々をこね始めた。

俺は大きなため息をついて全員の目線に合わせてしゃがんだ。

黒「みんな、そろそろ帰らないと和臣お兄ちゃんと和彦お兄ちゃんが夜ご飯作ってくれたからさ。お腹空いたでしょ？」

味は保証しないけど。

すると全員が一斉に頷いた。

黒「よし、じゃあお家に帰ってご飯食べよ。」

全員が納得してくれて俺達はやっと若武の家に帰ることが出来た。

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