【あんスタ】僕らはずっと待っている

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夏目「初めましてなら自己紹介からしようネ」

『あ！ごめんなさい…！えっと、先日ES所属になりました、水城Aと言います。まだどの事務所にも入ってないんですが…よろしくお願いします』





彼がぺこっと頭を下げテ、柔らかく笑った タ。


その笑みニ、誰かが息を飲ム。


けド、彼は気づかなかったみたいだネ。





夏目「ボクたちも一応しようカ。ニューディ所属、Switchの逆先夏目だヨ♪」

渉「では次は私が☆スタプロ所属、fineの…そしてあなたの！日々樹渉です☆」

『あっ……えと、よろ…しくお願いします…』





いきなり薔薇を撒き散らした渉にいさんに、彼が少し肩を揺らしタ。


きゅっとボクの袖を掴んできたんだけド…もしかして無自覚かナ？





宗「渉。彼が驚いているだろう」

渉「おやおや…これは失礼しました我が王♪お詫びにこれをあげましょう！」





ぽんっと子気味いい音が鳴っテ、渉にいさんの手にラッパ水仙が一輪現れタ。


…復活、再生…ネ。


ありがとうございます…！なんて嬉しそうにしてるシ…まア…いっカ。





宗「全く…僕はコズプロ所属、Valkyrieの斎宮宗というのだよ」

奏汰「ぼくは、"すたぷろ"しょぞく、りゅうせいたいのしんかいかなたです〜♪こんど、いっしょにぷかぷかしましょうね〜♪」

『…ぷ、かぷか…』





なんだそれハ、とでも言いたげな顔。


…本当ニ、彼は違うんだと確信すル。





零「最後は我輩かの」





そう言っテ、零にいさんがにっこりと笑っタ。





零「我輩はリズリン所属、UNDEADの朔間零じゃ」

『…朔間…れ…い………？』





ぽかん、と彼が口を開けテ、零にいさんをじっと見詰めてル。


じっと澄んだ瞳で見詰めテ…


ボクの袖を掴んだ手ニ、更にきつく力が篭っタ。





夏目「…ねェ、どうしたノ＿＿＿」

『う"あ"っ…あ"…っ……ぁ……！』

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