42.ラスボス？！ ページ43
ニコ「大我！！しっかりして！！」
貴利矢とAが駆け付けると、CRのベッドの上で冷や汗をかいて苦しみながら低くうめく大我にニコがオロオロしながら側に寄り添っていた。
モニターに写し出された感染ゲージは70%。
貴利矢「おいおい！なんでスナイプが？！」
飛彩「一人で無茶をしていたそうだ。」
A「無茶？」
永夢「大我さん、Aさんの感染しているゲームの攻略法を詳しく調べようとしていたらしいんです。」
苦しそうに顔を歪めた大我がゆっくりと上半身を起こした。
大我「レーザーと悠長に恋愛ごっこしてるつもりだろうが、お前はゲーム病だ。さっさとゲームクリアしないと消滅する。だから速攻で攻略する方法を探してたんだ」
A「大我くん、、私の為に、、」
黎斗「それで君まで同じゲームに感染してしまっては何にも意味が無いだろう、まったく」
ポッピー「黎斗！大我はAちゃんのことを考えて危険を顧みず頑張ってたんだよ！」
黎斗「だがこれで花家大我の真実の愛まで見つけなければならなくなっただろ！」
ポッピーと黎斗は睨み合い。
貴利矢「で、なんか攻略法はわかったのかよ？」
大我「ああ。このゲーム、普通じゃねぇ。ゲームエリアがブランクだ。」
永夢「ブランク？普通、ゲームエリアってゲームごとに決まってますよね？爆走バイクならサーキットとか、、」
大我「だが、何も無い砂漠みたいな場所が無限に広がるだけだった。」
ニコ「敵キャラはいないの？ラスボスみたいな奴は？」
大我「いた。黒いフードを被った魔法使いみたいなでっかい男。全然敵わなかった、、。うぅっっ！！」
ニコ「大我！！」
また苦しみだした大我は胸を押さえてうずくまる。
大我「うぅっっっ！！」
一気に感染状態の悪くなった大我が大きな呻き声を上げ、目が赤く光る。
ポッピー「大我？！」
大我『もっとゲームを楽しもうぜ？』
飛彩「何？！」
さっきまで苦しんでいた大我はニヤリと笑う。
永夢「まさかバグスターが大我さんの中に？！」
大我『このゲームのラスボスは俺だ。このゲームのルールを教えてやる。』
一気に大我の身体からバグスターが分離され、黒いフードを被った背の高い男が現れた。
深くかぶったフードで顔は見えないが、口の端がいやらしくニヤついているのは見える。
バグスターから解放された大我はゲーム病からは解放されたが、グラリと崩れ落ち、髪が一気に真っ白になった。
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大崎舞子(プロフ) - moon791さん» ありがとうございます！第2部までもうしばらくお待ち下さい♪ (2018年4月28日 9時) (
レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
moon791(プロフ) - 第２部突入ですか！続編を期待して待っています！ (2018年4月28日 7時) (レス) id: 5e8cd81772 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - kojiさん» どこかで言わせてみます♪ (2018年4月27日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
koji(プロフ) - 大崎舞子さん» そんなん言われたら悶え死ぬ!!笑 でも‥言われたいっっ！（重症） (2018年4月27日 20時) (レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - ウルフさん» 只今、あんまりな夢主ちゃんなのでそのうち誰かに癒してらもらえるはず？？ (2018年4月27日 19時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おおさきまいこ | 作成日時：2018年4月12日 12時
