30.注文上手なバグスター ページ31
ニコ「この絵面、ちょっとおかしくない?」
グラファイトがやって来て一旦ゴタゴタが表面的に収まりもう一度全員座り直した。
ニコとポッピーと2人に挟まれた酔っ払いのAの向かい側にライダー5人とグラファイト。
遅れて来たグラファイトはメニューを見ていた。
ポッピー「グラファイト、何か飲み物頼む?」
グラファイト「ああ。」
ニコがピンポンを鳴らすと、店員のお姉さんがやって来た。
グラファイト「梅酒ソーダ割り。あと軟骨の唐揚げを。」
お姉さん「分かりました。少々お待ちください」
注文を記入して出て行こうとする店員のお姉さんをグラファイトが腕を掴んで止めた。
お姉さん「はい?」
グラファイト「お姉さん、梅酒濃いめで作ってくれないか?」
グラファイトに腕を掴まれたお姉さんのハートにグラファイトの視線がずぎゅーーんと刺さる音が聞こえた。
お姉さん「分かりました♡♡」
店員のお姉さんは目がハートマークになって出て行った。
それを見てフグの様にほっぺたの膨れたAがグラファイトを睨む。
A「グラファイト〜、私以外をあんな目で見つめるなんて〜!」
ポッピー「Aちゃん、自分はどうなのよ?!」
AのヤキモチにポッピーはAの乱れまくったライダー達との交遊を思い出して閉口する。
ニコ「それよりも注文慣れしてるグラファイトが何かイヤ、、、」
グラファイト「こんな所へ来たのは初めてだ。」
珍しそうにキョロキョロと店内を見回すグラファイトに永夢が驚いた。
永夢「初めてなのにソーダ割り濃いめとかおかしいよね?」
黎斗「ドラゴナイトハンターZの裏面をノーコンティニューでクリアすると、グラファイトに『居酒屋で上手に注文が出来る』特殊能力がゲット出来るのだ!」
永夢「え?本当ですか??僕知らなかった!」
貴利矢「いらねーわ、そんな特殊能力!」
A「その『上手に注文が出来る』が『店員のお姉さんを惑わすくらい上手に注文が出来る』なんでしょ?!何でそんな能力にしたんですか〜」
Aはまだブーブー文句を言っていた。
ポッピー「じゃあ本題に入るよ。絶対誰もまぜかえさないでね、良い?、、、飛彩!寝ないで起きてて!」
ポッピー「Aちゃんの攻略、順番に1人ずつした方が良いと思うの」
大我「1人ずつ?」
ポッピー「例えば1週間毎に。そうしないとAちゃんがみんなとキスしまくるただの破廉恥ゲームになっちゃうよ!」
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大崎舞子(プロフ) - moon791さん» ありがとうございます!第2部までもうしばらくお待ち下さい♪ (2018年4月28日 9時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
moon791(プロフ) - 第2部突入ですか!続編を期待して待っています! (2018年4月28日 7時) (レス) id: 5e8cd81772 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - kojiさん» どこかで言わせてみます♪ (2018年4月27日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
koji(プロフ) - 大崎舞子さん» そんなん言われたら悶え死ぬ!!笑 でも‥言われたいっっ!(重症) (2018年4月27日 20時) (レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - ウルフさん» 只今、あんまりな夢主ちゃんなのでそのうち誰かに癒してらもらえるはず?? (2018年4月27日 19時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おおさきまいこ | 作成日時:2018年4月12日 12時