『CRには愛があーる？』第1部

28.誰が一番タイプなの？ ページ29

翌日の夜。
CRのメンバーは居酒屋にいた。全員がそれなりに良い気分になった頃。


飛彩「ポッピーピポパポ。ここで何の話し合いをするんだ？」


ポッピー「Aちゃんのゲーム病を治す話だよ！」


黎斗「真実の愛の相手は私だ！議論の余地はない！」


大我「いや、俺とやり直すんだよな？A！」


貴利矢「おいおい、自分忘れないでくれる？」


永夢「僕だって攻略の天才ですから！」


ニコ「グラファイトも強敵だろ？」


ポッピー「ほらね？結局いつもそうなって話にならないでしょ？昨日もみんなが一気にAちゃんを攻略するからドキドキし過ぎて倒れちゃったんだよ！」


飛彩「じゃあまずA、お前がどう考えてるのか言え。」


ビールで顔の赤くなった飛彩の目が怖い。


A「えっ？私？？」


ニコ「じゃぁさ、Aちゃん！顔が一番タイプなのは誰？？」


A「え、、、ここで言うの？？」


ポッピー「うん！ほらもっといっぱい飲んだら何でも言えるから！ぶっちゃけた方が良いよ！」


ニコとポッピーにグイグイ飲まされ、Aはかなり良い気分になった。


A「顔が一番タイプなのはね、、、大我くん！！」


大我「よしっ！！」


ニコ「やったね〜、大我！」


A「でもね、、」


ポッピー「でも？？」


A「胸がキュンとなる顔は黎斗さん。」


黎斗「ふん。当然だな！」


A「眉間が好きなのは九条先生。」


貴利矢「あざーすっ！」


A「セクシーすぎて悶えちゃうのはグラファイト。」


黎斗「くそっ、キャラクターデザインが良すぎたか！！」


A「ふとした笑顔がずるいのは鏡くん」


飛彩「そのために笑顔を出し惜しみしているんだ！」


ニコ「あんた、最低！」


永夢「あの、、僕は？」


A「うーん、、、唇かわいい♡」


ポッピー「じゃあ性格が一番タイプなのは？」


A「大我くん！」


大我「中身も外見も俺じゃねーかよ！もう俺で決まりだ！」


A「でもね、、」


貴利矢「ほら、でもね、来たぞ！」


A「自分を素直に出せるのは九条先生。」


貴利矢「最高の褒め言葉だよ、Aちゃん！」


A「うっとりさせられるのは黎斗さん。」


黎斗「私には大人の余裕がある！」


A「包容力があるのはグラファイト。」


黎斗「誰だぁ！グラファイトをそんなキャラ設定にしたのはぁ！！！」


ニコ「お前だろ！」


黎斗「まさに私の敵は私の才能！！しかし強敵すぎる！！」

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