18.神業！クリティカル◯◯？？ ページ19
黎斗「私のクラッチミートは完璧！！！」
自己満で寄り目になった黎斗にドン引きしながらAはふとバックミラーを見ると、後ろからどんどん迫ってくるド派手な黄色のバイク。
しかも乗っているのはノーヘルで白い白衣をはためかせている男。
A「鏡くん？！九条先生に乗って追いかけてきてる！」
黎斗「なんだと？」
黎斗もバックミラーを確認し舌打ちをするとギアを上げアクセルを踏み込む。しかし飛彩を乗せたレーザーは物凄い勢いでA達のレガシーに迫りすぐ後ろに張り付かれた。
黎斗「おのれ九条貴利矢！この私に勝てると思うなよ！！」
A「黎斗さん、何するんですか？！」
黎斗「神業！！クリティカル ウォッシャー攻撃！！！」
A「うわっ最低！！」
Aが益々ドン引きしようが、最低だろうが、後ろに迫ったバイクにウォッシャー攻撃の破壊力は半端なかった。
ビュビュビュ〜！とAのレガシーから飛ばされたウォッシャー液は飛彩とレーザーにCRITICAL HIT！
飛彩「うっ！口にっっ、、目にも入った！レーザーー、運転は任せたぞっ！」
貴利矢「うわっ！！自分の口にも目にも入った！」
一気にふらつき挙動がおかしくなるレーザー。
飛彩「目？この状態でお前の口などあるのか？！」
貴利矢「もう目ぇ開けてらんねぇ〜！無理無理っっ」
飛彩「何？！？！」
ガッシューーン
思い切り転がったレーザーから振り落とされた飛彩と変身解除された貴利矢が無残に道路に倒れる。
貴利矢「くそっ！神、なんて事しやがる！」
バックミラーの中で小さくなっていく二人を見ながら黎斗は満足そうに笑った。
黎斗「ぶははははっ！！私に不可能など無い！」
しばらく走って黎斗が近くの小高い山の上の展望台に車を止めた頃には、もう夕焼けが水平線間際まで夜に染まりかけていた。
黎斗「A、少し歩こう」
車を降り、軽く微笑む黎斗がそっとAの手を取り歩き始め、指と指が絡むと、また胸がドキンする。
平日の夜の展望台は誰もいない。
少しずつ冷えていく風がとても気持ちよく、展望台からの眺める清空市は街の灯りが灯り始めて綺麗だった。
黎斗を見上げるとその綺麗な横顔で街を眺めていた。
黎斗の横顔が好きだった。
夜風にサラサラとなびく前髪とその下にある瞳に気持ちがザワザワとうるさく鳴る。
さっきの変神の片鱗は微塵も感じられない。
『また黎斗さんに恋をしてしまいそう』
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大崎舞子(プロフ) - moon791さん» ありがとうございます！第2部までもうしばらくお待ち下さい♪ (2018年4月28日 9時) (
レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
moon791(プロフ) - 第２部突入ですか！続編を期待して待っています！ (2018年4月28日 7時) (レス) id: 5e8cd81772 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - kojiさん» どこかで言わせてみます♪ (2018年4月27日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
koji(プロフ) - 大崎舞子さん» そんなん言われたら悶え死ぬ!!笑 でも‥言われたいっっ！（重症） (2018年4月27日 20時) (レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - ウルフさん» 只今、あんまりな夢主ちゃんなのでそのうち誰かに癒してらもらえるはず？？ (2018年4月27日 19時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おおさきまいこ | 作成日時：2018年4月12日 12時
