15.CRを兼任します! ページ16
A「私、もう元気ですし、産婦人科は人数少ないから休む訳にはいかないんです」
しぶしぶベッドに乗ったAの周りにCRのメンバーが集まり、院長も腕を組んで難しい顔をした。
灰馬「しかし、責任者としてゲーム病だと分かっていながらA先生を通常勤務させるわけにはいかない」
ポッピー「ドクターとしての気持ちもわかるけど、まずは自分を治さなきゃ」
貴利矢「あ、それはもう解決。自分がAちゃんと真実の愛を見つけるから。」
そう言ってAの肩を抱いた貴利矢を黎斗が肩をど突いてぶっ飛ばし、今度は自分がAの肩を抱いた。
黎斗「何を言う。Aは私のものだ!私こそAの真実の愛に相応しい!」
大我「おい!」
今度は大我が黎斗をど突いてぶっ飛ばした。
大我「それを決めるのはお前じゃねぇ!Aが誰を選ぶかだろ?」
飛彩「お前は自信があるのか、無免許医?」
大我「もちろんだ!」
また昨日と同じくバチバチに視線が交差するライダー達。
A「あの〜、私、そろそろ仕事に行っても良いですか?」
灰馬・ポッピー「ダメ!!!!」
A「そんなぁ〜、、、」
ニコ「でもさ、ずっとここに居ても真実の愛は見つからないよ?普通に生活して、デートして、いっぱい色んな事を一緒にしてこそ『真実の愛』を見つけられるんじゃないの??」
永夢「確かにそうかも、、」
A「うんうん!」
Aは急に元気になって笑顔で灰馬を見た。
灰馬「じゃあ、こうしよう!A先生は体調が悪くならない限り産婦人科勤務を許可。だがゲーム病が心配だ。入院はしなくても良いがCRを兼任。つまり基本はCRにいる事。それで良いかね?」
A「はーい!」
ニコニコ笑顔になってAはぴょんとベッドから飛び降りて、行ってきます!!とCRを飛び出して行った。
永夢「じゃあ僕、産婦人科研修中なのでAさんのことよくみておきます!」
Aの後を慌てて追いかけて永夢はCRを出て行った。
大我「なんだ元気になったじゃねーか」
少し嬉しそうにAを見送った大我にニヤニヤしながら貴利矢が近づく。
貴利矢「何でAちゃんが元気になったか知りたい?」
大我「なんでだよ?」
貴利矢「自分さ、昨日Aちゃんに真実の愛の相手の立候補したからね〜」
それを神が鼻で笑う。
黎斗「奇遇だな。私も立候補しておいた!」
大我「油断も隙もねぇ」
飛彩「まぁ敵ではないがな」
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大崎舞子(プロフ) - moon791さん» ありがとうございます!第2部までもうしばらくお待ち下さい♪ (2018年4月28日 9時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
moon791(プロフ) - 第2部突入ですか!続編を期待して待っています! (2018年4月28日 7時) (レス) id: 5e8cd81772 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - kojiさん» どこかで言わせてみます♪ (2018年4月27日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
koji(プロフ) - 大崎舞子さん» そんなん言われたら悶え死ぬ!!笑 でも‥言われたいっっ!(重症) (2018年4月27日 20時) (レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - ウルフさん» 只今、あんまりな夢主ちゃんなのでそのうち誰かに癒してらもらえるはず?? (2018年4月27日 19時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おおさきまいこ | 作成日時:2018年4月12日 12時