178.神のデートプラン ページ10
永夢「たかがデートで100万は要らないでしょ」
ニコ「何に使うの?」
黎斗「指輪が50万。レンタカーとヘリのチャーターで20万。」
ポッピー「ヘリ??一体、どんなデートコース考えてるの??」
大我「それに、指輪に50万は要らねーだろ」
飛彩「いや、安すぎるな。お前はどんな安い指輪を女に買ってやってるんだ、無免許医」
真剣に呆れる飛彩に大我は少しうろたえる。
大我「う、うるせーな!」
ニコ「じゃあ、残りの30万は?」
黎斗「30万の使い道かい?それは、、、最上階スイートの宿泊代だぁ!!!ぶははははーーー!!!」
ポッピー「ええっ?!初デートでいきなりお泊り〜?!黎斗、えっちーーー!!!!」
永夢「いや、今更だよ、ポッピー。。。記憶が無いだけで2人は長いこと付き合ってるんだから」
ポッピー「あ、そっか!」
黎斗「ん?永夢、何か言ったか?」
永夢「いえ、何も!デート、頑張って下さいね」
黎斗は自分のデートプランに満足してCRから出て行った。
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外来や病棟の仕事が一段落し、AはCRへ戻ってきた。入り口の廊下の壁に寄りかかって腕を組んでいる黎斗がいた。
Aに気づくとニコっと微笑み近づいてくる。
「黎斗さん、何してるんですか?」
「ちょっと用事が出来てね。バグスターのデータを解析しないといけない場所があって、すこし遠いんだが一緒に行ってくれないかい?」
「良いですよ。鏡先生に連絡して来ますね」
車に乗り、黎斗の運転で出発する。
久しぶりの黎斗との外出。
車内は2人きりの密室。仕事ではあるがAの心はドキドキしていた。
大好きな横顔をちらっと盗み見ては胸がキュンキュンする。サングラスをかける仕草が無敵レベルにかっこ良くて、脳内鼻血がダラダラ垂れてくる。
黎斗の言う通り、目的地はなかなか遠かった。
そもそも、Aを連れ出す目的なので、目的地なんか無い訳だが。
昼食を食べてお腹いっぱいのAは黎斗の横顔を見ながら助手席で眠ってしまった。
当直明けの事もあり、長いこと眠ってしまったようで、Aが目を開けるともう日が沈み辺りは暗くなっていた。
「すみません!寝てしまいました!」
「全ては計画通り!、、、に何故いかない?!AA〜!何故君は4時間も寝むり続けるのかぁ?何故揺すっても起きないのか?!」
「黎斗さん?怒ってます?!ごめんなさい!!」
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大崎舞子(プロフ) - こはるさん» 初めまして!グラファイトのかっこよさを知っている方に読んで頂けて嬉しいです!いいですよね、グラファイト!トキメイテいただけて光栄です! (2018年7月4日 19時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
こはる - はじめまして、大崎さんのグラファイト作品を全て読ませていただきました!最近エグゼイド を全話見てグラファイトのかっこよさにノックアウトされた者です。大崎さんの書くグラファイトが素敵すぎて時間を忘れて読まさせていただきました。もうトキメキました。 (2018年7月4日 9時) (レス) id: dfc6dee562 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - 大崎舞子さん» 返信まで有難うございます。また、短編や新作も楽しみにしております。 (2018年2月5日 20時) (レス) id: 6877703fa1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - しゃけさん» こんばんは!読んで頂いてありがとうございます!とても嬉しいコメントです!!趣味で始めたものを素敵と言っていただいて感激です。またよろしくお願いいたします! (2018年2月5日 19時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - こんばんは。全て読ませていただきました。とても好きな話調で、続きをどんどん見たくなって舞子さんが投稿されているお話を全て一気に読んでしまいました。素敵なお話これからもお待ちしてます、ずっと応援していきたいと思います。 (2018年2月5日 17時) (レス) id: 6877703fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おおさきまいこ | 作成日時:2017年12月21日 6時