195.真夜中の攻防戦? ページ27
唇からお互いの吐息が漏れる度にまた口付けて、Aは自分の身体の奥が熱くなるのがわかった。
女の自分から欲しいなんて思うのは恥ずかしいと思っていた。
だけど、こんなにも黎斗が好きで、こんなにも愛しいと思う事のどこが恥ずかしんだろう。
そう思って中から突き上げるような衝動に素直に従った。
いつも脱がされてばかりの服はいつの間にか自分で袖を抜いていた。
黎斗に触れる肌はいつもよりももっと触れることを求めて疼く。
頭の芯まで甘く痺れて、やっぱり最後は黎斗の腕の中に抱きしめられる。神の恵みの甘いキスをされて幸せに浸る。
「私としたことが、、また君を許してしまった」
「黎斗さん、愛しています」
「ずるいな、Aは。私にそう言えば許されると思っているだろ?」
「そんな事ないです!」
「ま、今日は許してやるさ。こんなに淫らな君を見せてもらったからね」
「も〜!!」
そう言って黎斗の腕の中でじゃれ合うのが本当に幸せだとAは感じた。
「A、もう一回したい」
「え!?」
「2回戦」
「ちょっと待ってください、私はまだ身体がフワフワしてて、、」
「心配ない。今度は私が先攻だから!」
「先攻って、、黎斗さんちょっと待って下さいっ、、、きゃぁっっ」
「ぶははははっ!!閾値の下がってる君が大好きだ」
「もーーっっ!」
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翌朝のCR。
9時30分。
飛彩「Aはいるか?」
パラド「ここにはいないぜ」
ポッピー「Aちゃん、まさか寝坊??」
ニコ「あたし電話してみよっか?」
ニコは自分の携帯でAに掛けてみた。なかなか出ないが、、、
ニコ「もしもーし!Aちゃん!遅刻だよ〜!、、、え?何?、、あんたかよ!、、、はぁ?意味わかんないんだけど??、、、Aちゃんと?、、、夜中に試合とかわけわかんない!」
永夢「ニコちゃん!それ以上聞いちゃダメだ!」
ニコ「、、、うん、、?、、試合の攻める側がどっちとかどうでも良いし!、、、あんた、早くAちゃん起こしてあげなよ!!」
貴利矢「あーあ、やっぱりだ」
貴利矢が呆れ顔でソファにドサっと座り、電話を切ったニコが首をかしげながらみんなを見回す。
ニコ「檀黎斗が電話に出てさ、夜中にAちゃんとすんごい熱い試合したとか訳分かんないことばっか言うんだけど??」
大我「絶対俺への当て付けだ!!」
貴利矢「だろうね〜」
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大崎舞子(プロフ) - こはるさん» 初めまして!グラファイトのかっこよさを知っている方に読んで頂けて嬉しいです!いいですよね、グラファイト!トキメイテいただけて光栄です! (2018年7月4日 19時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
こはる - はじめまして、大崎さんのグラファイト作品を全て読ませていただきました!最近エグゼイド を全話見てグラファイトのかっこよさにノックアウトされた者です。大崎さんの書くグラファイトが素敵すぎて時間を忘れて読まさせていただきました。もうトキメキました。 (2018年7月4日 9時) (レス) id: dfc6dee562 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - 大崎舞子さん» 返信まで有難うございます。また、短編や新作も楽しみにしております。 (2018年2月5日 20時) (レス) id: 6877703fa1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - しゃけさん» こんばんは!読んで頂いてありがとうございます!とても嬉しいコメントです!!趣味で始めたものを素敵と言っていただいて感激です。またよろしくお願いいたします! (2018年2月5日 19時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - こんばんは。全て読ませていただきました。とても好きな話調で、続きをどんどん見たくなって舞子さんが投稿されているお話を全て一気に読んでしまいました。素敵なお話これからもお待ちしてます、ずっと応援していきたいと思います。 (2018年2月5日 17時) (レス) id: 6877703fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おおさきまいこ | 作成日時:2017年12月21日 6時