『社長と神』第五部

184.リプログラミング？ ページ16

「ぶははははっ！！神の才能に不可能は無いっ！！」


ニコ「うるさいっっっ！！」


CRの真ん中で神ポーズで高笑いをしている黎斗をニコがぶっ飛ばした。


永夢「あーあ、黎斗さんの記憶は戻ってよかったけど」


貴利矢「Aちゃんとのよりまで戻ってやがる」


ポッピー「良かったよねー！2人がまた元通りで！」


ニコ「あいつ、前よりうるさいんだけど？」


ニコが冷たい視線を送る先で、黎斗すがドヤ顔でニヤリと笑う。



黎斗「記憶を無くした私は、それでもAと恋に落ちたんだ。もうこれは完璧にプログラミングされているとしか思えない私達の運命、、！！！どうだい？君たちも羨ましいと、、、うわぁーーーーーっっ」


貴利矢「はい、演説ご苦労さん」
ふ

バグバイザー に黎斗を吸い込み、中で暴れる黎斗を面白そうに笑う。



貴利矢「Aちゃんを一回リプログラミングした方が良くない？」


A「どう言う意味ですか？！」


飛彩「お前自身をリプログラミングすれば、こんな男に惚れていると言う病から眼が覚めるかもと言う事だ」


大我「一回やってみろよ」


A「私、病気じゃないし！」


飛彩「試す価値はあるぞ」


大我「ああ。やれよ」


A「ちょっと待ってよ！また記憶が飛んだりしたら嫌だもんっ」


貴利矢「今度Aちゃんの記憶が無くなったら、自分とAちゃんが恋人だったってデータを植え付けとくから」


ニコ「リプログラミング試して見なよ。愛が本物なら平気なはずじゃん！」


A「なんなの、この流れーー！！」





永夢「じゃあやってみますね！光が眩しいと思うので、皆さん目を閉じてて下さい」


Aの正面に来た永夢にガッチリ肩を掴まれる。こわいーーっっっ


ポッピー「光なんか出た？？」


永夢「いいから早く目をつむって！」


永夢は全員がぎゅっと目を閉じたことを確認すると、そのままAを抱き寄せて、ぶっちゆーーーっとキスをした。

不意打ちされてバタバタ暴れるA。でも永夢はなかなか離してくれない。

ふと目を開けた貴利矢が叫ぶ。


「おい！何やってんだよっっ！！」


やっと離してくれた永夢はにっこり笑顔。


永「何ってリプログラミングですよ！」


貴「Aちゃんにキスしてただけだろ！」


永「あれ、リプログラミングってこうやるんじゃなかったでしたっけ？？」


貴「じゃあ自分にもやってみろよ！」


ポッピー「それはちょっと、」


大我「あーあ、やってらんねー」

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