〜6松目〜 ページ7
〜トド松side〜
トド「はぁ‥なんで僕が行かなきゃなんないわけ〜?」
1人でぶつぶつと文句を言いながらトト子ちゃん、否、Aの家へと歩みを進める
さっき、十四松兄さんがAを家まで送るって言って、僕達と別れてからもう10分経っている
10分なんて大した時間じゃないけど、ホント過保護だなぁ、おそ松兄さん達は
おそ「‥そろそろ、十四松迎えに行ってきた方がいいんじゃね?」
なんて
ホントは、十四松兄さんも心配だけど、何よりも心配なのは
十四松兄さんがAに手出してないか、が心配だったんでしょ?
わっかりやすいなぁー
ま、そんな僕もその1人だけど
んで、見事にじゃんけんで負けたのが僕。
一発負け
有り得なさすぎ!
トド「‥はぁ‥‥‥あ、十四松兄さんみっけー‥‥って、は‥?」
なにあれ
なんで十四松兄さんがAの腕を掴んでるの?
なんなの?
なんで僕はこんなに
_______十四松兄さんが憎く見えるの?
トド「十四松兄さ〜ん?遅かったから迎えに来たよ」
早くあの2人を離れさせたい
ナゼかそう思った僕は
そう、咄嗟に声をかけたんだ
そしたら
『あ!じゃあ送ってくれてありがとうございました!さようなら!』
トド「あ‥‥」
そう言って、Aは僕の顔を見ると一瞬だけ顔を強張らせてすぐに家へと入っていった
十四「‥A‥‥」
トド「っ‥‥ほら、早く帰ろ?十四松兄さん」
十四松兄さんが、悲しそうにAの入っていった扉を見つめていた
僕はそんな十四松兄さんの手を引いて、僕たちの家へと歩みを進めた
しばらく歩いて
十四「‥‥ねぇ、トド松」
トド「‥なに?」
十四松兄さんが、下を向いたまま話しかけてきた
この元気のない声色
なんども聞いてきたし、何度も聞かれてきたことを
多分、今これからまた聞かれる
十四「‥どうして、トド松たちはAを嫌うの‥‥?」
ほら、ビンゴ
何度も何度も聞かれたこと
トド「‥‥何度も言ったじゃん。
アイツが
Aが
‘‘嫌い’’だから、だよ」
そんな質問に僕はまた
同じ様に思ってもいない‘‘ウソ’’をつくんだ
僕は、十四松兄さんみたいに素直になれない
意地っ張りなんだから
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偶数LOVE!(心々) - 感動しました、、 筋肉、天使ですね。はい。最近十四松も好きなんですよ。(元、数字推し)続編読んできます。 (2019年8月25日 5時) (レス) id: 01d7da7a06 (このIDを非表示/違反報告)
壱 - 感動しました!すっごく泣きました!これからも応援してます! (2019年7月15日 1時) (レス) id: 94ed33be30 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール - マ、マフラーはどうなったのでしょう? (2017年8月12日 15時) (レス) id: 26f7e5e552 (このIDを非表示/違反報告)
あびこ - すっごい泣いてしまいました。私、感動的な話は大好きです。これからもがんばってください。 (2017年3月21日 22時) (レス) id: 6a901cb49c (このIDを非表示/違反報告)
明夢 - 泣けますねー (2017年2月13日 8時) (レス) id: b96a7a91d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞希 | 作成日時:2016年4月1日 13時