双子、なのになぁ‥‥。【おそ松さん】

〜28松目〜 ページ29

『･･･夢、か』


なんか、あんまり良くない夢だったけど、清々しかった







私って、ちゃんと言えるじゃん

自分の気持ち





ちょっとだけ自分に自信が持てるかも



なんて、ちょっと笑った









そして、私は1つ伸びをして、作りかけのあれに手を伸ばした









『ん〜･･･！！』


あれから3時間ぐらいあれを作ってた






大体作り終わった、かな









これが出来上がるに連れて、段々寂しくなってくる





『･･･やめやめ！そうだ、久しぶりにチビ太の所でも行こうかな』









もう、行けなくなっちゃうし。と付け加える


ここ数ヶ月、行ってなかったなぁ







なんてしみじみ思いながらコートを羽織る


お母さんに一言言って、家を出る、









玄関を開けた途端、冷たい冬風が私へと吹いてきて思わず体を震わせる







『さっ、むぅ･･･』









自分の手で体をさする



やっぱり冬なんだなぁ、って当たり前のことを痛感する









数分歩いて、やっと見えてきた懐かしいとも思えるチビ太のお店の灯り



私は、その灯りに近づいて暖簾を潜る







『チービ太！久しぶ｢･･･A･･･？｣･･･ッえ･･･』









暖簾をくぐった先にいたのは









『おっ、そ松さ･･････』



彼ら、六つ子だった

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