大好きすぎて嫌いなんです【月永レオ】

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あんずside





こんなことダメだって、分かってる






でも、そういう事をしてまで






「私はレオ先輩が好きなんです」




本当だよ




「大好きなんです。本当に」




「だから」





「先輩が傷ついてる顔、もう見たくないんです､､､っ」





そう言って近づく





「A先輩がレオ先輩を忘れても」








「私が一生、そばにいます！」






さっきから黙ってばっかのレオ先輩








私が彼の手に触れようとしたら、口が開いた



「俺は、」








「Aを信じる」





そう言って一歩下がって私から遠ざかる先輩



「何で､､､？だって、A先輩、他の男の人と帰ったって言ったじゃないですか」



「じゃあ、お前が見たって証拠見せろよ」









「､､､っ私を疑うんですね？」


『証拠は不要ですね〜』









私が先輩に問いかけたのとほぼ同時、憎たらしい声がすぐ近くから聞こえた

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