【マギ】自然に愛され、自然を愛す、ファナリスの少女【マスルール】

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アラ「あっがり〜〜♪」


貴「え！？アラジンもうあがり！？ちょ……早くね！？」


一番に抜けたのはなんとアラジンだった。


アラ「えへへ〜！こういうのは結構得意かも！頭使うしね。」


ぁ……つまり腹黒いと……。


アラ「なんか失礼なこと考えてない？」


貴「そ……そんなことないよ！？(汗」


モル「あの……。」


アラジンと話しているとモルジアナがこちらを見ながら話しかけてくる。


貴「どうしたの？」


モル「同じ数字が揃えてだせばいいんですよね？」


貴「うん、そうだよ。」


モル「あの……これ、どうすれば……。」


モルジアナは困ったように私に手札を見せて来た。


見れば、モルジアナの手札は全て同じ数字が２枚ずつ揃っていた。


貴「えーと……？？」


モル「すいません……。ルールがよくわからなくて全部そのままにしてたんですけど…。よく見たら同じ数字を２枚ずつ出していたので、もしかしてと思って……。」


貴「うん、モルジアナもあがりだね。」


そう言うと、２番目にあがれたのが嬉しかったのか、目を輝かせて、頬を赤く染めた。


でも、すぐにそっぽを向いて、自分の頬を揉んでいる。


きっと、モルジアナなりの照れ隠しなんだろう。


アラジン、モルジアナの順に抜けたということは、あとは……。


アリ「俺対Aだな！！」


貴「そう……だね……。」


アリババの手札の枚数は３枚。


こちらは２枚なのを考えれば、向こうにババがあるのは確実。


こっからは、本気モードだ……！！

＊決着＊→←＊ババ抜き＊

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