白蓮さんの素顔.2 ページ8
私を強く抱くその腕は
まちがいなく男の人のもので
また兄と重ね
涙が溢れた
A「はく…れんさ…///ど、して…//グスッ…///ごめ、な…さ////」
白蓮「A。ゆっくりでいいから、こたえてね。
俺がいるから、大丈夫だからね。ゆっくりね。
」
白蓮「Aは、家族、身内をなくしたんじゃないのか?」
A「ど、して…//それ…/グスッ///」
白蓮「いままでのようすで、なんとなく、ね。そんで、俺達と自分の兄弟姉妹をかさねてしまったんではないのか…?」
A「は、い…/// ごめんなさ…////」
白蓮「ううん。あやまることはないんだ。
辛いよな。
でもな、大丈夫だから。
今のお前には、俺達がいる。
何の縁かはわからないけど、いまお前は俺達のところにいる。
だから、もっと俺をたよっていいんだ。
大丈夫。何も怖くない。もうお前は、俺達の…
家族なんだから…。」
あぁ。
これがほんとうの
白蓮さんだったんだ。
いつもはマイペースで、おもしろい白蓮さん。
でもすごく優しい人。
私はこの人の笑顔に救われ、
この人の腕に守られてしまった。
一度知ったらもどれない
このぬくもりを。
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作者名:かすみ | 作成日時:2015年8月12日 13時