757.過去〜――――。〜 3 ページ40
美姫)お父さん?な、何、を……やってるの?
深夜)何って?
そう聞き返してフッと笑った。
そんな彼の瞳は、
憎むような――
羨むような――
苦しむような――
そして少しの喜ぶような――
様々な感情がぐちゃぐちゃに入り混じっているように、美姫には見えた。
美姫)だってお父さん……首、に……
震える声で言う。
美姫の視線を釘付けにする深夜の首には、鋭利な銀色に妖しく光るモノがあてられていた。
それをあてているのは深夜自身、もう少しくい込ませればどうなるかは明白。
彼女にはそんな事をしている理由が分からなかった。
美姫)お、父さん……
ちらりと頭の隅で最悪な考えが浮かぶが、すぐに打ち消す。
だが間髪入れず、すぐにその最悪な考えが当たってしまう。
深夜)サヨナラだ。美姫
そう言った深夜はそれを持っていた手に、
グッと力を入れた。
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ヴィクトリカ - 更新ありがとうございます!!これからも頑張って下さい!! (2015年4月14日 21時) (レス) id: c4ddc82e5b (このIDを非表示/違反報告)
moka。(プロフ) - ヴィクトリカさん» 返信遅れて申し訳ありません。コメント、ありがとうございます!とっても嬉しいです!更新楽しみにしていてください!! (2015年4月14日 19時) (レス) id: 87f8ced713 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィクトリカ - とっても面白いです!!笑いやシリアスがあって最高です!!更新めっちゃ楽しみに待ってます!! (2015年4月13日 0時) (レス) id: c4ddc82e5b (このIDを非表示/違反報告)
moka。(プロフ) - ソプラノ♪アルトさん» それはとても嬉しいです!今は過去編をやっていますが、これからもまだまだ続くと思うのでお付き合いのほど、お願いしますね!!これからも更新頑張っていきます!! (2015年4月1日 21時) (レス) id: 87f8ced713 (このIDを非表示/違反報告)
ソプラノ♪アルト(プロフ) - 爆笑したり、悲しくなったりがあってここまで一気に読んでいてあれ、もう続編?と思うことが多かったです。素晴らしい作品だと思います! (2015年3月31日 18時) (レス) id: e7bf96a70d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:moka。 | 作成日時:2015年2月1日 22時