love*68 ページ10
高尾「で?宮地さんとはどんな感じ?」
貴「うー……ん……」
高尾「あー、ハイハイ察しました」
微妙な返事をしたら
そう返された。
今ごろ、宮地さんは
きっとテスト期間にも関わらずバスケの自主練に励んでるんだろう。
貴「宮地さん、やっぱり嫌われたのかな」
高「いや、それはねぇな」
貴「え?」
高尾くんの方を向いて思わず立ち止まると
高尾くんは私より一歩前に出てから気づいてこちらに目を向けた。
それからクスッと含み笑いをして
話し出す。
高尾「たぶん、Aちゃんが思ってるよりもずっと宮地さんはAちゃんのこと好きだよ」
貴「??」
高尾「ははっ、間抜け面」
貴「は!?」
そんな変な顔してた…?
いや、でも
ちょっといってる意味が分からなくて顔をしかめてしまったけれど。
高尾「例えばなー、この前Aちゃん途中で先生に呼び出されて職員室行ったじゃん?
そのときとか宮地さん集中してて行ったの気がつかなくて
休憩のときになってどこだどこだって騒ぎだしたんだぜ?」
貴「え、」
高尾「それもあるし、あとはAちゃんが保健室行ったときそれ伝えたら
宮地さんすげえ心配してたよ」
そんなこと
知らなかった
高尾「Aちゃんいないとき宮地さんいっつもAちゃんのこと考えてたと思う。
それくらい、大切で、大好きってことでしょ?」
貴「でも、好きとかはあんまりいってくれないし。…キスとかはしてくれるけど、
いきなりだから、なんか、考えてることわからないし」
付き合ってから
結構たつのに。
正直、いまだにわからないことだらけ。
高尾「でも、」
貴「え?…ん…?」
気がつくと
壁に追い詰められていた。
高尾「あ、安心してね?別にやましいこと考えてるわけじゃなくて、」
貴「この状況下でどう判断すればいいと!?」
いやいやいや、と目の前でケラケラ笑う高尾くんに思わず反論する。
いったい
何を考えてるの…?
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レン★(プロフ) - ほんとにパクってそうですね(´Д` ) 私はひまなさんを支持してますので、これからも応援してます(^^) 勉強も頑張ってっ!! (2013年6月2日 22時) (レス) id: 8aefd8df71 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうりん(プロフ) - 宮地さんかっこいいですww小説のクオリティー高くて感動ですっ!リヴァイ兵長の小説凄く読みたいです☆ (2013年6月2日 20時) (レス) id: 6fa7b6e4f9 (このIDを非表示/違反報告)
天乃きゅう(プロフ) - ひまなさん» いやいや、別にいいですよ。ひまな様&宮地様のふぁんととして許せなかっただけだs((新作おめでとー^^ (2013年6月2日 16時) (レス) id: c333be1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 紫@奇行種(プロフ) - 私も注意してきました(`・ω・´) あっちが否定してきたらどうなるか分かりませんが… やっぱりパクりは良くないですよね(^-^; (2013年6月2日 12時) (携帯から) (レス) id: 46d293bb20 (このIDを非表示/違反報告)
ひまな(プロフ) - 冬華さん» ありがとうございます(;∀;)ごめんなさい! (2013年6月2日 12時) (レス) id: c1ea9d0623 (このIDを非表示/違反報告)
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