love＊64 ページ6
貴「たか、高尾く…きゃっ」
ベンチの上に押し倒されて
背中に振動がはしった。
ふと目を開いたその先には
高尾くんが今にも泣きそうな目で私を見下ろしていて
もう、わけがわからない
高尾「バッカみてえだよな。今さらさ
あのとき最後に背中押したの俺なのに
やっぱりあんなことしなきゃよかったとか
やっぱり諦められないとか
ずっと、なんか、苦しくて、…辛かった」
そういえば
今まで、宮地さんがメールの相手だって知る前から
高尾くんは好きって言ってくれてて
でも、無理強いとかはしないし
むしろ私の背中を最後に押してくれた。
それからも
何かと相談に乗ってくれてたし
そのときは、こんな顔してなかった。
こんな高尾くんは
初めてだ…
高尾「Aちゃんに宮地さんの話されるたびに俺泣きそうだったし」
貴「……」
驚きと
ほんとに自分は誰かの気持ちを察するのに疎いなって
実感して
それで、だから宮地さんに嫌われたのかとか
こんなときでも頭のどこかは宮地さんのこと考えてた。
高尾「Aちゃん、好きだよ。大好き。
俺も、わかんねんだよ。どうしたらいいか
だから…ごめんな」
その言葉を合図に
高尾くんは顔を首筋に沈めた。
貴「ｯｯ!!!?///」
首筋になにかが触れたと感じたとき
高尾くんが唇を当てていた。
貴「あ、ちょ、たか…ｯｯ」
腕のキスマークも
高尾くんが上からもっとはっきりとした痕をつけた。
どうしたらいいのか
わからない
もう、ほんとにほんとにわからない
高尾くんも
わからないんだよね
つくづく
宮地さんに言われた通りなのかな
宮地さんに怒られるなんて思わなかったし
高尾くんがずっとこんな気持ちでいたこともわからなかった
ほんとに、なにも、わかってない
止まったはずの涙が
また溢れだして
すぐ近くまで来てた高尾くんの顔に
気づかなかった
貴「んっ、……………」
キスされた…
高尾「なあ、なんか言えよ…
Aちゃん……」
高尾くんの目からも
涙の粒がポロポロと私の頬に落ちてきてた。
そのとき
私は、なんでか
無意識 高尾くんの頬に手をのばした。
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レン★(プロフ) - ほんとにパクってそうですね(´Д` ) 私はひまなさんを支持してますので、これからも応援してます(^^) 勉強も頑張ってっ!! (2013年6月2日 22時) (
レス) id: 8aefd8df71 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうりん(プロフ) - 宮地さんかっこいいですww小説のクオリティー高くて感動ですっ！リヴァイ兵長の小説凄く読みたいです☆ (2013年6月2日 20時) (レス) id: 6fa7b6e4f9 (このIDを非表示/違反報告)
天乃きゅう(プロフ) - ひまなさん» いやいや、別にいいですよ。ひまな様＆宮地様のふぁんととして許せなかっただけだｓ（（新作おめでとー＾＾ (2013年6月2日 16時) (レス) id: c333be1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 紫@奇行種(プロフ) - 私も注意してきました(｀・ω・´) あっちが否定してきたらどうなるか分かりませんが… やっぱりパクりは良くないですよね(^-^; (2013年6月2日 12時) (携帯から) (レス) id: 46d293bb20 (このIDを非表示/違反報告)
ひまな(プロフ) - 冬華さん» ありがとうございます(；∀；)ごめんなさい！ (2013年6月2日 12時) (レス) id: c1ea9d0623 (このIDを非表示/違反報告)
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