love*63 ページ5
バタンッ
高尾「Aちゃん!?」
貴「高尾くんーーーッッ!!うあぁああ……」
宮地さんになんか怒られて
よくわからないけどけんかして
結局また部室に戻った。
ドアを開いた勢いで高尾くんに飛び込んだ
高尾「ちょ、え?なんで?なんで戻ってきたの?」
貴「私たち、もう、だ、ダメかも……」
まさかこんなことなるなんて思わなかった
宮地さんが怒るなんて、そんなこと考えてなかった。
貴「宮地さんに、怒られた……」
高尾「ぶふぉッッ」
貴「なんで笑うの!!」
真剣に悲しいのに!
もう、
どうしたらいいのかわかんないよ...
高尾「わーーー!な、泣かないで!な?」
頭を優しく撫でてくれる。
いつもなら
この手は、宮地さんなのに
私、嫌われたんだ…
貴「私、ひどいことしたッッ……宮地さんに、私…もう、わかんないよ…」
手のひらで顔を覆って
もう話せなくなった。
すごく悲しくて
苦しい
宮地さんに嫌いって言われて
こんなにこんなに辛いなんて
知らなくって
高尾「A……ちゃん…」
貴「んぐっ、ご、ごめんね…もうだいじょぶ…ちょっと顔洗うね」
いつまでも高尾くんに抱きついてるわけにはいかないので
目をごしごしふいて
高尾くんから身を離そうとした。
貴「た、高尾くん……?」
けど
高尾くんが逆に私を抱きしめてきて
離さなかった。
貴「あの、」
高尾「なあ、Aちゃんさー。やっぱ見る目ねえんだよ」
貴「え…?」
耳元で
さっきと違う
挑戦的な声がして少しぞくりとした。
高尾「最初は応援してたけど、さ。
やっぱ。俺も辛いし。何よりAちゃんが泣いてんの見てるのもっとやだし」
高尾くんの私を抱きしめる腕の強さが
少し強くなって
高尾くんの額が私の肩にとん、と落ちた。
高尾「俺だったら泣かせねえのに。
絶対宮地さんより大切にする
いっぱい好きっていってあげる」
貴「高尾く…、」
かすれた声で
高尾くんは呟くように言った。
高尾「Aちゃんが好きな人と幸せでいるならいいって思ってた。
でも、よく考えたらさ
俺といた方幸せにしてあげられる。
だから
こんなときだけど、
俺のとこ来いよ…」
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レン★(プロフ) - ほんとにパクってそうですね(´Д` ) 私はひまなさんを支持してますので、これからも応援してます(^^) 勉強も頑張ってっ!! (2013年6月2日 22時) (レス) id: 8aefd8df71 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうりん(プロフ) - 宮地さんかっこいいですww小説のクオリティー高くて感動ですっ!リヴァイ兵長の小説凄く読みたいです☆ (2013年6月2日 20時) (レス) id: 6fa7b6e4f9 (このIDを非表示/違反報告)
天乃きゅう(プロフ) - ひまなさん» いやいや、別にいいですよ。ひまな様&宮地様のふぁんととして許せなかっただけだs((新作おめでとー^^ (2013年6月2日 16時) (レス) id: c333be1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 紫@奇行種(プロフ) - 私も注意してきました(`・ω・´) あっちが否定してきたらどうなるか分かりませんが… やっぱりパクりは良くないですよね(^-^; (2013年6月2日 12時) (携帯から) (レス) id: 46d293bb20 (このIDを非表示/違反報告)
ひまな(プロフ) - 冬華さん» ありがとうございます(;∀;)ごめんなさい! (2013年6月2日 12時) (レス) id: c1ea9d0623 (このIDを非表示/違反報告)
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