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初恋(緑間side) ページ39

俺が翔・・・・・さんと話しをしている間に何やら話しをしていた碧さんと高月。





思わずその姿をじっと見つめた俺に・・





翔 「なに・・永田の事好きだったとか?」





随分ストレートに物事を聞く男だな。





緑間 「お前には関係ない・・」





翔 「・・Aちゃんの事は何とも思ってねーの?」





いちいち何なのだよ・・





緑間 「高月は・・クラスメートだ」





翔 「ただのクラスメートに対してこんな事まですんのかよ?お前案外暇人だな」





・・五月蠅い





翔 「お前がそんなんならさ・・俺本気になるけど?」





そう言って見つめた先にいたのは高月・・





緑間 「意味が分からないのだよ・・」





なぜそんな事を俺に言うのか・・





翔 「緑間さ・・本当は気付いてるんじゃねーの?自分の気持ちに・・違うか?」





じっと俺を見た翔さんを俺はただ黙って見ているだけだった。





碧 「おーい!帰らないの?」





碧さんが手招きをして俺達を呼んだ・・





翔 「あー・・わりぃ。今行くわ」





それ以上翔さんは何も言わなかった。





俺が碧さんと知り合ったのはまだ幼い頃・・





通い始めたピアノ教室がそのきっかけだった。





あまり人と話す事が得意ではなかった俺にも話しかけてきてくれて・・





優しく本当に可愛らしい人__





年上な所為か色々教えてくれて・・





俺は彼女と過ごす時間がとても好きだった。





これが【恋】なのではないかと俺は中学の時悟ったのだが・・





バスケに集中する為にピアノのレッスンへ行くのは止めてしまって・・





碧さんとはそれきりになってしまった。





まさかこんな形で再開出来ようとは。





それにしても・・





付き合っている男がいる様だがどうも様子が変だった。





緑間 「碧さん・・少し良いですか」





そう声をかけた時高月が少し悲しそうな目をして俺を見た・・





そんな気がしたが・・





今は高月の事より碧さんの事の方が気になって仕方がなかった。





碧さんと少し先を歩く・・





緑間 「何か・・心配ごとでもあるのか?
付き合っている男の話しをした時浮かない顔をしていたのだよ・・」





碧 「真太郎君、私は「俺が力になります。もうあの頃の俺じゃあない。碧さんを守れます」」





幼くいつも碧さんの後ろにいた俺じゃない・・





彼女の力になりたいと・・そう思った。

自覚→←確信



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asako(プロフ) - みにみにさん» みにみにさん、コメありがとうございます(*^_^*)心に少しでもぐっとくる作品に仕上がっているのならとても嬉しいです。現在まだ少しですが続編公開しました。これからも宜しくお願いします! (2015年4月22日 17時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
みにみに(プロフ) - 今、2の最後「恋をするということ」まで読んだところです。読んでいる私自身の胸が苦しくなってます。自分の名前に置き換えると辛いわ〜。でも緑間君好きなんで、続きを楽しみにしてます。 (2015年4月22日 17時) (レス) id: 1a82d998ad (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - Aiminさん» Aiminさんコメありがとうございます(*^_^*)はい・・現在続編作成中です。続編までの間が開いてしまってすみません。なるべく早く公開出来るよう頑張ります!もう少しだけお待ち頂けると嬉しいです。これからも宜しくお願いします。 (2015年4月4日 7時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - 林檎さん» 林檎さん、コメありがとうございます(*^_^*)これからも宜しくお願いします! (2015年4月4日 7時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
Aimin(プロフ) - asakoさん、急かすようで申し訳無いですが、今この作品が1番好きなので、待ちきれません(>_<) 更新頑張ってください! (2015年4月4日 0時) (レス) id: c2b307ce2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:asako | 作成日時:2015年1月28日 17時

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