存在 ページ24
緑間 「なるべく早く来るのだよ」
全ての授業が終わり・・
緑間君と高尾君は部活へと向かった。
怜と理香子は孝臣さんとの待ち合わせの場所へ。
私は１人教室を出て体育館へ向かおうとしていた。
pruu＿＿
you 「だーれだって・・翔さんじゃん・・・もしもし」
翔 「Aちゃん・・元気だった？声聞きたくなって電話しちゃった！」
電話越しからも分かるこのチャラさ・・流石です！
you 「元気です・・では「ちょい待って待って！」」
電話を切ってやろうかと思ったのに・・
you 「・・なんですか？」
翔 「Aちゃん、来週の日曜の午後暇？実はさー・・買い物に付き合って欲しくって」
話しを聞けば文化祭でやる女装の衣装を見に行きたいとか・・
それをなぜ私にと思ったが・・
翔 「この前話してた店のデラックスパフェでどう？」
・・？！！
you 「まぁ・・仕方がないですね」
約束をして電話を切った私・・
気付けば教室に１人になってしまった。
you 「早く・・体育館行かなきゃ」
いつも何かを忘れていく私は・・
you 「確認・・よし・・忘れ物なし！」
机の中に何もない事を確認して教室を出た。
誰のいない廊下を歩いていると・・
「あっ・・高月さん・・」
小さく私を呼ぶ声が聞こえた・・
you 「あっ・・どうも・・」
今日ぶつかってしまった人だ。
名前は・・知らない・・
「今日は本当にごめんね。ぶつかっちゃって・・大丈夫だった？」
you 「はい・・私もよく前を見ていなかったから。すみませんでした」
そう言った私をじっと見て・・
「同じ年なんだしそんな敬語使わないで・・(苦笑)俺は町前 聖(ﾏﾁﾏｴ ｻﾄｼ)。宜しくね」
町前君・・
you 「こちらこそ・・私は「高月さん・・知ってるよ・・(笑)」」
町前 「高月さんの事知らない男なんていないよ・・(笑)
あっと・・高月さん・・ちょっと動かないで？」
笑いながら話しをしていたら私の頭に視線を移しそう言った彼・・
町前 「糸くずかな？今取って・・うわっ！？ごめん・・袖のボタンに髪が絡まったかも！」
頭を少し後ろに動かすと確かに髪が引っ張られた・・
you 「いたっ・・」
そう言った瞬間・・
腰にまわった手に力がこもって町前君の傍へと引き寄せられた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 329人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
asako(プロフ) - みにみにさん» みにみにさん、コメありがとうございます（*^_^*）心に少しでもぐっとくる作品に仕上がっているのならとても嬉しいです。現在まだ少しですが続編公開しました。これからも宜しくお願いします！ (2015年4月22日 17時) (
レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
みにみに(プロフ) - 今、２の最後「恋をするということ」まで読んだところです。読んでいる私自身の胸が苦しくなってます。自分の名前に置き換えると辛いわ〜。でも緑間君好きなんで、続きを楽しみにしてます。 (2015年4月22日 17時) (レス) id: 1a82d998ad (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - Aiminさん» Aiminさんコメありがとうございます（*^_^*）はい・・現在続編作成中です。続編までの間が開いてしまってすみません。なるべく早く公開出来るよう頑張ります！もう少しだけお待ち頂けると嬉しいです。これからも宜しくお願いします。 (2015年4月4日 7時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
asako(プロフ) - 林檎さん» 林檎さん、コメありがとうございます（*^_^*）これからも宜しくお願いします！ (2015年4月4日 7時) (レス) id: 92c12475fe (このIDを非表示/違反報告)
Aimin(プロフ) - asakoさん、急かすようで申し訳無いですが、今この作品が1番好きなので、待ちきれません(>_<) 更新頑張ってください！ (2015年4月4日 0時) (レス) id: c2b307ce2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：asako
| 作成日時：2015年1月28日 17時
